みょうの日記
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2006年05月25日(木) 晴れたネェ

西瓜栽培なんぞを始めて、えーと、今年で5年目になった。
毎年、どうも一般の西瓜とは違うシロモノができてしまうのだが、それもまた楽しい。卵大の西瓜が極甘でうまかったりすると成功したのか失敗なのか、悩むことも多いが、ふと気づいたこともある。

四季の変化というものを、それまでよりもずっと身近に感じるようになったのだ。
そればかりではない。一年の天気に敏感になる。
栽培なんて思いもよらなかった頃、ただぼんやりと四季を感じていたものだけど、農作物を育てていると、その年の天候だけでなく日照時間やら平均気温やら気になったりするのだ。
この年の西瓜はこうだったから天候が良かったとか、この年は日照不足だったとか、西瓜の生長とともに思い出せるのだ。

ふむふむ、それは中々この現代においてすばらしい感覚なんじゃないかと思う。

日本人は特に四季の移り変わりに敏感な民族だった。
だけど、自然と協調する生活を忘れた頃からそういう感覚が鈍ってきている。

自身を省みれば、猛暑だろうが冷夏だろうが、多少野菜が高騰下落しようが、特別気にもとめていなかったのが、「ありゃ、今年は生長の度合いが鈍いなぁ・・・、天候不順だもんなぁ」などと天気予報で改めて言われなくても感じるようになった。

そういう今年は、苗の生長が鈍く日照不足かもなぁなんて思っていたところに、記録的な日照不足で野菜が高騰というニュースが流れた。
「へぇ・・・」と流していたニュースに「そうそう! そうなんだよ、やっぱりねぇ」と思わず頷いた自分にちょっと笑ってしまった。


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