みょうの日記
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2006年10月16日(月) |
こんなんばっか・・・ |
今度は教師か〜。 なんというか・・・。あきれてものも言えんわ。まぁね、昔の教師はすばらしかったとは言わんよ。教師だって人間さ。全ての生徒を可愛いとは思わないだろうし、生理的に受けつけないなんて思うこともあるだろう。 だけどね、言っていいことと悪いことの区別ぐらいはつくだろう。 しかも難しい年頃の子供を相手にする職業なんだから。
私事だけど、5,6年の頃の教師が実は嫌いだ。 彼はどういう大人の事情が働いたものか、新卒のくせにいきなり5,6年生の担任になった。大学的なやり方を導入し、席は自分の好きな位置に置いていいなんて言うものだから教室の中はいつもぐちゃぐちゃだった。テストはまったくしない代わりにレポートを大量に提出させ、いずれ習うからと中学高校の問題までいきなり出題し、できない子供は居残りさせられた。元から算数も好きじゃなかった私は数学が大嫌いになった。授業の中に勝手に【自由】なんて科目を作って勉強しない授業さえあった。というか、遊びの時間の記憶の方が多かった気がする。
プールがあった次の授業のときのことだ。 濡れた髪がまだ気持ち悪かったから、無意識のうちに何度も手で梳きながら授業を聞いていると、「気に障るからそういうのやめてもらえませんか」と吐き出すように言われた。授業中友人から手紙が回ってきたとき、手に取った瞬間「授業中に何してるんですか、●●さん」と名指しで言われた。 普段、彼は生徒に対して「だろ?」「だよな〜」と言った口調なので、嫌味含めての言葉なのは確かだろう。 今となっては自分がどう対応したのかも覚えてないし、細かいことを思い返せば、もしかしたら自分は担任に嫌われていたのかもなぁなんて思うぐらいだが、言われた記憶は実際いつまでも残っている。 もちろん、単に彼の虫の居所が悪かっただけかもしれないが。
子供の世界は非常に狭い。普段から接する大人といえば親・親族・教師ぐらいだ(ご近所さんは最近親の交流自体少ないみたいだしね)。それだけに、対応次第で子供によっては全否定されたに等しいと感じることもあるだろう。 教師は、自覚しなければならない。 子供が初めて親のおまけではなく直接向き合う【あかの他人】の大人が自分たちだということを。 つまり、きちんと大人でなければならないのだ。 子供と同じ目線でモノを見る力も必要だが、子供と同じ思考ではいけないのだ。それだけ教育する立場の人間は覚悟を持って臨まなければならない。 本来なら、学校社会でしか生きたことのない人間が子供を導くのはおかしい。社会を知らない人間が、社会に出て行く人間を指導することなんてできない。
教育制度改革は、まず教師。 ついでに絵本や漫画や写真集みたいな教科書をなんとかすることからはじめてほしい。機会があったら今の教科書を見てほしい。あんな幼児向けのような教科書に慣れた子供が本なんか読むわけはない。 ま、教科書に関してはまた別の機会に・・・。
ちなみに、私の担任は私のクラスが卒業してすぐに「自分は学校教師には向かない」と言って学校を辞めた。つまり、2年で教師に見切りをつけたようだ。 もっと早く気づいてくれればよかったのに・・・。
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