みょうの日記
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2006年11月05日(日) 古代地名の読み仮名

社会の資料をつくっているとき、「あれ?」と思った。

百済・新羅・・・。
さて、この地名、自分はなんと教わっただろう。
戸惑うことはない。
「くだら」・「しらぎ」だ。
ところが、私の手元にある資料には「ペクチェ」「シルラ」と振り仮名が振ってある。そこに「くだら」「しらぎ」の字はかけらもない。
まさかとは思うが、今、百済はペクチェ、新羅はシルラと教えているのだろうか。
おかしくはないか?
なんで韓国語読みしてるの?
朝鮮の地名だから?
どこかから圧力でもかかったの?

あのさ、百済も新羅も千年以上も昔から伝えられてきた古い地名。古い時代の地名というのは伝わった音に近いものの当て字だったはず。
つまり、「ペクチェ」「シルラ」よりも「くだら」「しらぎ」の方が(たぶん)もとの発音に近い言葉なんじゃないの?
古語の地名に韓国の現代発音を当てはめるのはおかしい。
百済人、新羅人、高句麗人はまったくの別民族で同じ言語を共有していたわけではないといわれている。
日本のように一つの言語が続いているわけではないのだ。
だから安易に現代発音に変えるのはおかしいと思う。ましてや、子供の教科書や資料だ。

そういえば、日本の古語と韓国現代発音を比較して同じ発音だから日本語の原語は朝鮮半島にあるって指摘している人もいるらしいけど・・・。


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