地球から飛び立つ方法
 ユナ・パナソニック



 ラズベリさん

夜、10時ごろちょうど高野さんとの電話がおわったらいれちがいで、一階下に住むラズベリさんから電話があった。
どうも身体の調子が悪くなってしまったらしい。
電話じゃなんなんで、合って話しませんか?てことで着替えて合いにいきました。こういうとき家が近いと便利。

ラズベリさんによるとこれ以上今のくすりを使っていると目が危ないらしい。それで薬をすこしやめてみたらリバウンドが出てしまった。
もう入院しようかと思うけど、どう思う?とのこと。

いろいろ長いこと話してさっき帰ってきました。


そういえば入院中に書いてた日記のノートがあるはず、と思って押し入れをさがしたら思ってた緑じゃなくてピンクのノートがちゃんと出てきました。

ちょっと緊張しながら開いて読んでみた。
1995年の5月6日から始まって、最後は21日の短いものでしたが、きっともっと入院してたので、約一ヶ月くらいだったんだな。これは多分2回目の時のだと思う。

とにかく家にいると疲れるらしく、病院に帰ってくるとホッとすると書いてあって、そういえばそんな状態の時もあったなーと思い出しました。
となりのベットの青野さんが、私が帰ってくる時間になって、エレベータで病棟に下りると廊下で手ふって迎えてくれたのがうれしいかったとか、家より居場所があったんだなーと。当時は入院先から大学通ったりしました。


これから入院して、苦しいリバウンドに向かってくわけだけど、今より悪くならないと希望もってちょっとずつ良くなると信じてますよー、ラズベリさん!入院はひとりで乗り切るよりずーっと楽です。みんな病持ちなんで気兼ねがいらないしね。

なんだかすごく昔のようだけど、まだ8年前のことなんだなーと思ったりしました。

2003年09月06日(土)
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