地球から飛び立つ方法
 ユナ・パナソニック



 金曜日は美術の時間

ひさしぶりに絵を描きました。
思えば、学生のころ金曜日はいつも美術の時間でした。
たくさん決まり事があって嫌だったあの学校で、何やっても許された美術の時間が好きだったなあ、て思い出しました。
もうほんと、話し方とか、かばん、マフラーの巻き方ひとつにも決まりがあって、そんななか何を何色で描いてもよくって、場所も廊下で描かせてくれたり、粘土やったり、自由に自分を出して良いのがすごく楽で、美術の時間、好きだったんでした。


ひさびさに鉛筆をもって、厚紙のボードに花の絵を描いたんですが、もうそのリアリティーに圧倒されました。
まず、紙が堅い!。
ふだん、モニターにマウスでの仕事なので、その触ったときの紙の堅さに圧倒。
水彩までやったのですが、「コマンド+Z」のやり直しが効かない状態にすごく不安定な気分。あ、しまった!と思っても進むのみなんですね。で、そこをなんとかしようとすることで出るおもしろい色の形があったことを思い出したんでした。


そしていままでいかにクライアントのために仕事をしてきてしまっていたかに気が付きました。
自分のために絵を描いたのがすごくひさしぶりで、いつもだったら、こうやったらいいな、て思うものがあってもクライアントに説明がつかない良さだったら却下してしまって、それを無意識のうちにやりすぎてしまっていたな、と。

デザインは作品じゃないから、仕事として方向として良いと思うけど、もっと自分で良いとおもったものを作れる人じゃないとだめだと思い直しました。
無難なものばかりつくってちゃモチベーションも下がってしまいますしね。
そんなことに気付いてなさけなさに涙がとまらなかった次第です。

あいだにお茶の時間があるなんともすてきな絵画教室で、とても気持ちのリハビリに良かったです。
しばらく絵やってみようと思いました。


2005年07月08日(金)
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