脳内変態汁の観察

2002年10月03日(木) 刺激的。

<はじめに注意>今日の観察はちょっとグロテスクっぽいかもしれません。

今日も今日とていつもどおりバイト先で更新しているわけですが、
今回のバイトの相方はGさんという気さくなお兄さん。
以前にGさんのことをここで書いたのですが、
彼もここにきて半年になってだいぶ仕事にも慣れてきました。

Gさんは面白い経歴を持っていて興味を抱かせてくれます。
大学を卒業したあとに海外の大学に留学って言うかぶらぶらし、
その後、大阪の会社で働くもその会社は倒産。
さらにその後、友達の紹介でマレーシアの綿棒工場に就職。
しかし、またしても綿棒工場も倒産してしまい、
流れ着いたのが今の仕事です。

この仕事でよく遅刻していたのは、
マレーシア環境に最適化されていたことがわかりました。
まぁ、派遣元の会社から絞られて更正したのでいいんですけど。
っていうか今年で29歳。立派な大人です。

彼は旅行好きらしく、特に海外にぶらり途中下車の旅に出かけるそうです。
先週までGさんはパラオに行ってたそうです。
パラオから帰ってきて現在苦しんでいます。
それは何かというと「日焼け」だそうで、かなりマイッチングなご様子。
しかも日焼けが「痛い」のではなく「痒い」というからこれまた大変。

基本的には彼が痒いのであって僕は何も被害は無かったんですが、
ものすごく痒いらしく、ものすごく落ち着きがありません。
で、身体中を掻きむしるらしく、ついに皮がむけてきました。
痒さ対策のためにずっと皮むきを行ってます。テレビ観ながら。

テレビは1台しかないので、ずっと皮をむいています。
何かに取り付かれたように皮をむいています。
「うわー、コレが蛇革だったらうれるのになー」と仰られております。
どうやら今度の性格はパラオ仕様になっているご様子。

しばらくして、電話が鳴り、彼が対応しているとき、
ぼくはふと床に目をやりました。
茶色い物体が散らばっています。
よくみると、彼の抜け殻がそこにありました。

最近バイオハザードを観たので、
グロテスクに対して食傷気味だったのですが、
やはり「生」には勝てません。
皮といっても大まかに言えば「肉片」です。

Gさんすごく謎な人です。



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