脳内変態汁の観察

2002年10月23日(水) 「働く」ということ。

今日はお日柄がそこそこよかったものの、
お昼あたりまでクソ寒かったことから、
大学の学食と生協の缶コーヒーのホットが馬鹿に売れてしまって、
僕が買うころには得体の知れないホットな飲料が売られてしまい、
仕方なく、冷たいコーヒーを片手に外でタバコを吸っていたが、
如何せんメンソールのタバコが寒さを助長し、
タバコの残りもそこそこに消化し、研究室で暖まってました。

昼過ぎ。今日先生は来るのか?いらっしゃるのか?
おいでになられるのか?来るなら早く来いや。
と思いつつ口には出さず先生の携帯に電話。
「今日はそっちにいかない」
と、折角学校に来たのにそりゃ無いぜセニョリータと感じつつ、
まぁ、彼のことだから仕方あるまいとあきらめ、
結局学食でゼミが同じである友達Sとお喋りしてました。

なんだかしらないけど、今年の4年生たちは、
留年とか退学とか大量に出ているらしく、
その例外に漏れずその友達Sも4年生だけど再来年卒業になります。

で、彼はこれから就職活動なので、
いろんな人に聞きまくっており、
その例外に漏れずこの僕もいろいろ話を聞かれてしまうわけで。
っていうかSはコンサルティング志望なので、
僕は畑違いっていうか、っていうかSのほうが詳しいのに、
相談されているフリをしつつ、知ったかぶってたりします。

Sの話を聞いていたときに、
4年生の中で英語の発音が非常に微妙で、
話している言葉が聞き取りにくく、
一緒にいる時間は30分が限度といわれ、
痛い系ナンバーワンだがそれでいて嫌われ者ではない、
A(アロハではない)が現れたので、
ちょっと話していたがやっぱり30分くらいが限度で、
僕達は岐路に立ったのでありました。

その30分のなかで、
SがAにした質問は「なんで働くの?」
という現代社会人にとっては哲学っていうか、
アリストテレスも耳から煙が出てしまうような質問を投げかける。
しかし、Aは即、
「金」
と答えました。
間違っていはいないと思ったが、正解でもないと思った。

っていうか即「金」と堂々と答えるAは、ある意味スゲーと思いました。



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