複雑にこんがらがった社会で知識と教養と名刺を武器に戦っている、 日本人のほとんどが「癒し」を求めていたりするようですが、 そもそも「癒し」の意味って何よ?ってことで、辞書で調べてみたら、 「癒し」では見つからず、「癒やす」で出てきました。
いや・す 【癒やす】 (動サ五[四]) (1)病気や傷などをなおす。「温泉で傷を―・す」 (2)悲しみや苦痛をなくす。「恋の痛手を―・す」「かわきを―・す」〔「いえる」に対する他動詞〕 [可能] いやせる
(1)の意味で日本人がもとめていたら、列島血みどろ地獄絵図でしょう。 なので、たぶん(2)でしょう。 っていうか、「癒し」って言葉は間違った日本語だったんですね。 っていうか、パソコンの漢字変換だと「癒す」ってなるんですけど。
ちなみに「癒し系」で検索したら、
いやしけい 【癒し系】 俗に,人々を癒す効果や雰囲気をもつものの総称。音楽・タレント・ペット・キャラクターなど,さまざまな対象についていう。「−女優」 〔1990 年代後半から多く使われ始めた〕 「俗に」ってとこがポイントのようで。 やっぱり言葉として正しくない模様。江守徹が嫌がるわけです。
まぁ、要するに「癒し」ってのは精神状態を安らげる効果を持つわけで。 で、僕は何をもって癒されるのかなぁと考えると、 っていうかそもそも精神状態がおかしくなることは滅多に無いので、 っていうかもともと精神状態がおかしくなっているっていう話だが。
どうやら、哺乳類の小さい憎いアンチクショウがいいらしい。 とくに、犬とか猫とか、さらに言えば、ちっちゃい動物。 犬はミニチュアダックスとかロングヘアーチワワとか、 大人になっても小さい動物みたいです。 どっちかっていうと癒されるよりかは目が奪われるので、 運転の際は要注意人物になります。
基本的にも応用的にも発展的にも我が家は集合住宅のために、 動物は飼ってはいけないルールが定められており、 「バレなければよい」 という暗黙の了解もあろうが、 心臓にはあいにく毛一本も生えていないほどの気の小ささが故、 コレまでの人生で動物を飼ったことはありません。 今後もそういう住宅に住むことは無さそうなので、 動物で癒される可能性はゼロに近似となりました。
で、他に癒されるものは何かと考えたら、「風呂」があらわれました。 「風呂はココロの洗濯」と誰かがそう言っていたような気もしますが、 風呂は好きです。結婚を前提にお付き合いしたいほどでもないですが。
僕は基本的に長風呂です。 スーパー温泉とか行ったら、1時間半以上は出てきません。 自宅の風呂でも湯船につかると、やはり1時間は出てきません。 大体湯船の中で寝てしまうことが多いです。 ひどいときで、3時間くらい寝てしまい、 湯船で「俺ダシ」が抽出され、「俺自身」は一気に老け込んだりしました。
最近は「バブ」がマイブームです。 あのシュワシュワ感がたまりません。 そして、炭酸ガスを洗面器に溜め込んで、 一気に吸い込むと脳がクラクラするのもたまりません。
今後、もし日記が滞ったりすることがあれば、 「バブ」で死んだか病院へ担ぎ込まれたかのどっちかと考えてください。
|