闇鍋雑記帳
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こんにちは。おかね坊でございます。
今日はこどもの日でございます。 午前中にお墓参りに行くことになっております。 午前6時半に目を覚まし、プニ坊を着替えさせてお手洗いに行かせ、身支度を調えている間に、義母がプニ坊に朝食を食べさせてくれておりました。 今朝はワタクシのへたくそなパンを皆さん食べてくれました。 発酵が少ないのが痛かったですが、概ね好評でございました。
食事が済んでから、チンタのお散歩でございます。 いつもは吉田城周辺を徘徊するのですが、今日は対岸にある金色島周辺を散策しました。 金色島はシジミが採れるので、よくシジミ採りをしている人を見掛けますが、最近はあまり採れないらしいです。 周辺は春真っ盛りで、春の草がびっしりと生え、緑の絨毯となっておりました。 ルンペンのおじさんが、コロニーでのどかにギターをかき鳴らしていたりしました。 プニ坊は目をキラキラさせて散策を楽しんでおりましたが、そのうちに「抱っこ〜」が出て参りました。 頑張って金色島まで歩かせ、波打ち際に着くと、プニ坊は喜んで並に向かって石を投げ始めました。 楽しくて楽しくてずっとやっておりましたので、帰りを促すと泣いて嫌がる始末。「また今度来ようね。」と、納得するかしないかのうちに連れて帰りました。 良い声で鳴くウグイスもいて、春の気分を盛り上げてくれますが、午前8時台なのに日差しはもう夏でございます。 タンポポ笛を吹いたり、シロツメクサで花冠を作ったり(途中でプニプニに没収されました)、遊びながら歩いていきました。 抱っこ抱っこの抱っこ攻撃をかわしながら歩いていると、どうも石畳に変な物が。よく見ると蛇でございました。 「あ、蛇!」と声を出すと、義父とプニ坊が寄ってきました。 プニ坊はまだ本物の蛇を見たことがありませんので、興味深げにジロジロ眺めております。 「まだ蛇がどういうものか知らんで、ちっとも怖がらんなぁ」とは義父のコメント。確かに。トカゲやカナヘビは普段から見ているのですけれどね。(^^;) その後、進行方向にプニ坊より少し小さいお嬢さんを連れた方を見掛けました。 ボートに乗って遊んでいたところに、義父が「おいくつですか」と声をかけると、「2歳です」とのこと。 女の子は固まってしまい、おじいちゃんにしがみついておりました。 「さ、行こうか」と女の子を促し、帰っていってしまいましたので、プニ坊が喜んでボートに乗り込みました。 岸辺に乗り上げておりますので、それほど揺れたりはしません。 プニ坊はボートに乗るのは初めてですので、大喜びであっちへ行ったりこっちへ来たりしておりました。 「プニ坊、そろそろ帰るぞ。」と、義父が声をかけると「イヤだ。プニ坊帰らないんだー!」と言いやがります。 「プニ坊、じゃあ、おかあさんとおじいちゃんとチンタで帰っちゃうからね。プニ坊はここで一人でいるんだよ。さよなら。」と言うと、途端に「プニ坊も一緒に行くんだー!」と、顔をくしゃくしゃにして泣きわめきます。 ボートから降ろして車に戻るまでに「抱っこー!」と盛んに言いますので、「ほら、お魚いるよ(ボラが跳ねています)」「鳥さんがいるねぇ(シロサギがいます)」「お船がいるよ(ボートが何隻かあります)」と、気を紛らせながら歩きました。中でも一番効いたのは「お船があるよ」で、「プニ坊お船乗るんだー!」と言いますので、「どのお船乗りたいの」「ここから乗れるかな?」などと話しながら行きましたので、気付くともう車のそばまで来ておりました。
家に戻ると、夫と義弟が食事をしておりました。 暫くして出かける準備をし、まずは夫の実家のお墓参り、そして、プニ坊のおむつなどを買い足ししながらワタクシの実家のお墓参りをして参りました。 そんなことをしていたら、お昼になりましたので家に戻って食事をし、午後はどうしようという話になりました。 どのみち、今日はこどもの日ですので、夜はお祝いしてくれるため近所に食べに行くから祖母も呼ぶ事になっております。 祖母を迎えに、義父とプニ坊とチンタと一緒に車に乗っていきました。
祖母宅に行きますと、「近所の人が『プニ坊にあげて』ってくれただよ。」と、針金細工のダックスフンドと自転車の詰め合わせセットをくれました。 近所に、80幾つになる手先の器用な方がいらして、針金細工を作るのが趣味らしいのでございます。 プニ坊は夢中になって遊んでおります。 こういうのが結構いいのですよね。本当に良く作ってあると思います。
帰ってきてから、町へ行く(豊橋市民は駅前周辺に行く時は、何故か「町へ行く」と言います。)事になり、広小路の精文館書店に行こうという話になりました。 プニ坊が夢中になってテレビを見ていますので、預けていこうとしたら勘付かれ、「プニ坊も行くんだー!!」と、お出かけモードになってしまいました。ガビーン。 今日こそはゆっくりと出かけられると思ったのに・・・。 そんなわけで、プニ坊に「いい?『抱っこ』はナシよ。抱っこするって言ったらお家に帰って貰うからね。」と脅しまくって連れて行きました。 そこそこの距離がありますが、プニ坊は抱っこを言うこともなくついて参りました。
精文館書店は、ツタヤと組んでかなりの広範囲に支店を広げましたが、本の品揃えはかなり良いと思います。 夫も精文館書店の品揃えには満足していて、横浜の有○堂やら、八○洲○ックセンターなんかより遙かにいいぞと絶賛しております。 今回は3階の専門書のコーナーですが、「月刊むし」とか、「子供の科学」など、あまり見かけない本が置いてあったりします。 プニ坊にはNewton( http://www.newtonpress.co.jp/science/newton/index.html )を見せておりましたが、創刊当時の読者としては、紹介する内容は昔に比べてずいぶんと変わったのだろうけれど、やっていることは基本的に変わらないんだなぁというのが素直な感想でございます。 今回は「体内ミクロツアー」が特集で組まれておりましたが、当時は「へぇ〜!」という感じで見ていましたが、今は「これは献体から撮った物なのだろうか」などと考えてしまいます。 丁度今、横浜で「人体の不思議展( http://www.jintai.co.jp/ ←人によってはグロいと思われるものもありますので、ご注意ください。)」をやっており、常々見たいと思っておりましたので、それと重なることがありまして、結構見てしまいました。 プニ坊にも「これはおなかの中。」「これはお耳の中」などと言って話しかけてやると、「これ、おなかなの」「これお耳なの」と、不思議そうに見ております。まだ分からんな。
「子供の科学」を買ってやろうかと思い、見てみましたが、内容がかなり高度ですのでこれはまだ早いと買うのをやめました。 夫に「これプニ坊に買ってやろうと思ったけれど無理だったわ。」と言うと、「ああ、これは結構高度だよ。」とこともなげに言います。 こういう専門的な月刊誌には結構面白いのがあって、 こんなの→ http://www.h7.dion.ne.jp/~neji-rvw/ とか、こんなの→ http://www.kankyo-news.co.jp/gesui.htm とかがあったりします。何てマニアック。 ちなみに、ワタクシは「月刊現代農業( http://www.ruralnet.or.jp/gn/index.html )というのに激しくときめきましたが、代掻きをするほどの農耕地はありませんので、買うのを諦めました。
プニ坊もそろそろ飽きてきましたので、児童書のあるコーナーに行って参りました。 夫にプニ坊をお願いして、文房具を買っておりました。 一筆箋が欲しかったのですが、「これ!」というものがありませんでしたので、それが残念でございます。 帰りがけに、ときわアーケードを抜けた道を真っ直ぐに行くと、ちょっとひなびた商店通りがあるのですが、そこの一角でたむろっていた黒人のお兄さん達がプニ坊に「hey boy! byebye~.」と、気さくに手を振ってくれました。 プニ坊は歩くのがイヤで半べそをかいていましたので、我々が一緒に手を振って挨拶しました。
さて、家に戻って暫くしてから、皆で近所の焼鳥屋さんに行くことになりました。 ワタクシは初めて入りますが、義父は町内の寄り合いで使うこともあるらしく、結構美味しいとの話でございます。 歩いていける距離ですので、足の弱っている祖父も祖母も皆歩きでございます。 最初のうちはコンスタントに料理が出てきたのですが、そのうちにお店が混雑しだして来ましたので、かなりお待たせになってしまいました。 プニ坊も飽きて遊び始めてしまいました。 女将さんが申し訳ながって、プニ坊に色々サービスをしてくれましたが、プニ坊はちっとも食べません。 そして、食事を終えて家に戻ると、プニ坊は宇宙の事をやっているテレビ番組に夢中になってしまいました。 途中で歯磨きをさせてやったりしておりましたが、番組が終わるまでにはまだ時間がありますので、その間にチンタを散歩に連れて行ってやることにしたのですが、プニ坊が気付いてついてこようとしました。 「暗いから、プニ坊はおうちで待っていらっしゃい」と言い残し、チンタを散歩に連れて行きました。 家の近くまで来ると、義母がプニ坊を抱いて外に出ておりました。 どうやら泣いてしまったらしいです。 夫は祖母を送っていかねばなりませんので、ワタクシがプニ坊をお風呂に入れてやることに・・・。 プニ坊は相当眠いのを無理しておりましたので、湯船の中でウトウトし始めてしまいました。 急いで出して、泣こうがわめこうが強制的に身体と髪を洗って出してやりました。 その後、ワタクシも全身を洗って出てくると、プニ坊はテレビで興味がある番組があったらしく、義母と一緒に見ておりました。
寝室に連れて行き、本を1冊読んでやっているうちにプニ坊は夢の中。 ようやく自分の時間が持てると、日記を更新していたら泣き声が! プニ坊は目を覚ましてギャンギャンに泣きわめいておりました。 身体がかなり熱いので、どうやら知恵熱を出したらしいです。 この子がこんな風に知恵熱らしき物を出したのは初めてですので、今日はプニ坊の脳の回線がオーバーヒートしてしまったらしいです。 3日から怒濤の日々を過ごしておりますから、無理もないと思います。 プニ坊につきあっているうちに眠くなってしまいましたが、寝たのを見計らって荷物整理をして明日の帰省に備えました。
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