ボクハウソツキ  -偽りとテレコミの日々-
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2002年08月26日(月) 別離

木曜の夕方、仕事を終えて帰る道でぷりけーがうなる
決して静かではない車内では、マナーモードにしたTK05のうなり音は
聞き取り辛く、あやうく取りそこねるところだ。
ディスプレイに公衆電話、おなじみのユリ38@人妻だ

今話せる?大切な話があるの

別離の予感だ。少なくともよくない話であることは間違いないだろう。

ダンナがまた転勤になるの
で、今度は単身でなく私も一緒に行くことになったわ。


ユリ38@人妻のダンナは札幌に単身赴任しているのだが
何ヶ月も経たないうちに仙台に異勤が決まった。
今度は少し広いところを借りることになったのもあり
ユリ38@人妻も一緒に暮らすことになったと言う。

金曜の20時過ぎにアポったユリ38@人妻をピックアップし、
食事を済ませた後、少しの間ドライブする。
そして転勤の話を詳しく聞いていて思う。

(キミは本当に一般の女性なんだね)
(寂しさを紛らわすために電話して、自分と出会ったんだね)


さすがに家電は最後まで教えてくれなかったものの
こんなボクに対しても真摯に対応するキミを見ていると
別れるのが辛くなるじゃないか
もっと軽い気持ちでボクを見て欲しい
お互いの為にならないだろう?

9月上旬には引っ越さなければいけないのだから
用意も大変で、もう一度逢えるかどうか。

シバと逢えて本当によかった
別れるのは早すぎて、そして辛いけど
シバの事は向こうに行っても決して忘れないわ。


夕暮れの湾岸道路には少しだけ秋の匂いがしたようだ。


さようなら優しく微笑んだヒト
さようなら少しだけ好きになったヒト


シバ |MAIL

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