ボクハウソツキ  -偽りとテレコミの日々-
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2002年11月17日(日) 奥地の風姫(3)

初冬とは思えない寒さに、家路を急ぐ人で
ごった返す駅前に着いたのは終電間際の12時前だった。
着いたことを電話すると、モスでコーヒーを飲んでいた
ミキが駆け寄ってくる。
うーん、やっぱりカワイイ。中の上はあるな。

きゃー♪このクルマかわいい!

大喜びで乗り込んでくるミキ。
シートベルトをつけてあげる刹那に軽くキスをすると、
ぎゅっと抱き付いてくる。イイ反応。

シバは明日仕事なんでしょ?時間大丈夫なの?

北上するクルマの中でミキが心配そうに言う

だいじょぶだよ〜(君の部屋に泊まるから)

あのね、上尾って言ったけど、本当は行田なの

ぎょうだぁ!?

行田といえば埼玉県民の間では
奥地と言われるほど
群馬寄りの
ど埼玉だ。

吐血しそうになりながらも、努めて明るく振舞いながら
自宅横までたどり着いた時、ミキが止めの一言をつぶやいた

あ、ママまだ起きてる!

遠くから来ていると聞いた時点でイヤな予感はしたが
帰りの17号はどれくらい空しいドライブだったことか。
クルマの中でれろちう+生父ゲットだが、それって店でもしたし。とほほ


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