ボクハウソツキ -偽りとテレコミの日々-
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その後、再度デートの約束を取り付けボクは 週末の繁華街にいた。
23時に仕事を終えるミキをクルマの中で待っていると 気分はすっかりヒモである。
定刻を20分ほど過ぎ、 サイドミラーの中をやってくるミキはあいかわらずかわいかった。 そしてクルマをお台場に向ける 首都高を話しながら走ると、ほどなくレインボーブリッジを渡る ライトアップされた橋とCXの夜景に 仕事で疲れていたミキのご機嫌も良くなる。
アクアシティのモータープールにクルマを停めて軽くキス メディアージュ4Fにある「権八」で軽く飲みながら食べる ここは居酒屋にしては少し高めではあるが ロケーションと料理の美味しさが良いので時々使う。 ミキは健啖ぶりを発揮し、酒を飲む そして定番の身の上話(多少脚色アリだろうが)良い雰囲気だ。
午前2時過ぎには順調にチェックイン が、なぜか一緒にシャワーを浴びるのを頑なに拒む。 店でしていたことなのに・・・うーむワカラン 結局、先に入っているところに入っていくが怒ったりはしない ベッドでも同じように、まるで初めて泊まったカップルのように振舞う。 やはり風姫として扱って欲しくない気持ちの現われなんだろうか!? しっかり堪能させてもらったものの、寝たのは4時を回っていて 翌朝は12時まで起きられず、延長料金が痛かった(笑)
土曜は5時から仕事だというミキと渋谷をぶらつく ハンズやロフトを回って、ボクはすっかりお疲れモードだ
 安西ひろこ系?
プラダの財布が欲しいな〜 という寝言を聞き流し、5時前には店に送り届ける。お疲れさま。
その後、おねだりを聞いてあげなかったせいか 電話をかけてこなくなり、そうこうしているうちに なんと店が摘発(!)営業を止めてしまい、携帯もつながらなくなってしまったのだ。
冷静に考えてみると、あの夜は三万円ぐらい使ってしまった。 だったら基盤系風俗に行ったほうが安く上がるだろうとの ご指摘もあるだろうが、それは違うのだ。 もちろんいたすことも重要だが 一晩だけでも彼女がボクを客としてではなく、接してくれたことが それが嬉しかったんだ。 さようなら、奥地の風姫。
淋しいのは君だけじゃないのさ だから いつの日も 迷わないでね さよならBABY さよならBABY
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