『今日の一言』
因幡うたぎ



 予定外の録画抹消に頭真っ白になる・・・の巻

−−−朝から、ちょっぴり貧血気味だったので、朝食を食べてから、溜まっていたビデオ鑑賞なんぞをしてみたりして。……で、衝撃の事実が発覚!「木更津キャッツアイ」第1回放送の録画……巻き戻して見ようとしていた(らしい)状態で、うっかり昨夜の「犬夜叉」と「コナン」のタイマーが作動してしまい……出だし5分ほどで、ぶっちぎれてやがりましたのこと(T■T|||−−−いやぁ〜!マジ〜!?……ムンクの叫びもかくやのポーズを取りつつ、ショックに打ちのめされる我輩。−−−ああ、キチンと早送りして頭だししてある事を確認すれば良かったのに〜!…と思ったところで、後の祭。−−−なんだか、非常に面白そうだったぞ!ジャニーズ・ドラマの癖に!!!(←失礼な言いぐさ)−−−連続ドラマって、最初の1回目を見損ねると、次ぎもみないで、結局最後まで見ずに終わるっていうのが、パターンなんですよね。Σはうッ。−−−ああ、折角地元(といっても友人宅があるので少し知っている位…同県在住なんですけどね…遠いいのでそれ程、詳しいか?といえば、いやないって感じですが……/←意味不明)のネタなのに〜。−−−だれか、見せてください。

■ビデオ鑑賞つづき■
−−−正月録画分は結構溜まっているので、見ても見ても終わらない。−−−とりあえず、気を取り直して、「木更津キャッツアイ」を潰してくれた元凶である「犬夜叉」と「コナン」を見て、先週の「世界ふしぎ発見!」とか、「何でも鑑定団」なんか見たりして、その後、「よみがえる源氏物語絵巻」というNHKスペシャルの録画を見た。−−−源氏物語と言えば、マンガ「あさきゆめみし」をまず連想してしまうマンガ世代の我輩。恐らくは、多くの人がこれで難解な平安版大河ドラマな恋愛小説『源氏物語』の筋を覚えた人も多いのではなかろうか?と我輩は思うのであるが……ていうか、一応古典の授業でもやったし、岩波文庫の青い背表紙の某古典文学文庫みたいなのも、読んだりした事もあるんですが…昔はね。−−−古典文学は中学・高校流と頑張ってお勉強したものなので、それなりに思い入れがありますので、こういう特集番組をやるとついついみちゃうんですよね。……それはともかく。流石はNHKのCG技術は凄いっすね。とかタイトルのところでうっとり見ちゃったりして……しかし、半年位前だろうか。以前にも、柏木(三)のシーンの絵を復元模写したというNHKスペシャルを見た記憶があるな〜とか思いつつ、今回はその続きらしいぞ!と少し期待する…が、結局、もう一場面の絵を復元模写した…と言う所で、今回も終わってしまって……研究の道のりの長さを実感させられるに留まった。−−−科学的な分析をして、当時の絵巻を再現しよう…というプロジェクトらしいのだが、やはり平安時代の技術を甦らせようとおもうと、ただただ時間が掛かるものらしい。−−−塗り方の技法を読み解くのも大変なら、顔料・染料に至るまで、調べ尽くさなければ、同じ技法を再現する事は出来ないと来ている。−−−それでも、素人で門外漢である我輩が見るだけでも、平安時代の絵師の色に対するしつこいまでの探求心やら拘りのようなもの…そして、当時の技術の高さをいたい程感じるのだ。−−−ドキドキするし、今の技法にはない美しさが、絵巻物の中に見つけられる。−−−光の加減で浮かび上がる文様とか、見る角度によって色を変える塗りかたとか……重ねの色の見事さ、平面でありながら、立体的な構図。−−−圧巻である。ぜひ、もう少し解析と復元模写が進んだら、特集を組んで欲しいものである。……ね?頼みますですよ。NHKさん。

■更に、ビデオ鑑賞■
−−−源氏物語絵巻の次ぎは、発掘調査記録的NHKスペシャル。「飛鳥京」の発掘調査の記録でした。−−−考古学も好きなんです〜♪ははは。645年の大化の改新以後、中大兄王子の母である斉明天皇が作った倭国の都なわけですが、1500年位前になるんでしょうか。いわゆる、「日本書紀」にしか記録がない位昔の話っすね。−−−飛鳥京の発掘が始まって80年…というのも驚きましたが、平成になってから随分と多くの事実が解ってきているんですね。……和同開珎が日本最古のお金って言われてたのが、実は違ったとか。古墳の壁画とか、不思議な石造物とかが見つかっていたり……謎が謎を呼ぶ飛鳥京…って感じなんですが、今回は最近発掘を始めた「よう池」(←「よう」の漢字ド忘れしました/滅)……つまり、人造の池の発掘調査についての記録映像をNHKがとっていたらしく、二時間に渡って紹介してくれた番組だったんですが……意外なほどに発達した古代の用水運用やらに、ただただ脱帽するばかりでした。−−−ていうか、現代も真似した方がいいんじゃない!?ってくらい、水の使い方がうまいんですよね。……ていうか、デカイ都だったんだなぁって感じで。CGで再現された「飛鳥京」を見た感想は、とにかく「整ってる」ということと、「これが1500年前の都って、凄くないか?」というものでした。−−−まぁ、学術的な説明場面が多いので、途中非常に眠くなったんですが(←駄目ジャン!)−−−とりあえず、古代の人の技術というのは、現代よりも自然を上手く利用しているものでありながら、とても優れている…という印象を受けました。−−−地下水脈を利用した深池による、水位の調整とか、目からうろこな発見が報告されていたり。−−−知識が足りなくて、理解が追いつかなくても、新しい発見と聞くととてもドキドキしますね。−−−まだまだ、道のりは長そうですが……頑張って、解明してもらいたいものです。(……とはいえ、結局現代の人間が推測した「昔」でしかないんですけどね。タイムマシーンで過去に行かない限り……/苦笑)

■今日はなんの日?■

 22日は、 1090年◆白河上皇、熊野三山へ行幸
        1887年◆東京電灯会社、営業開始
        1893年◆河竹黙阿弥死去
        1905年◆血の日曜日事件
        1916年◆初めての国産飛行船、誕生
        1938年◆貴族院守衛に女性を採用
        1970年◆オジロワシ、天然記念物に
        1980年◆サハロフ博士、流刑に
        1982年◆カレー給食の日

 −−−カレー給食の日って(笑)あったっけ?記憶にないぞ!?……いや、確かに、給食にカレーは出ていましたが。そして、大好きで、男子に混じってお変わりしちゃってた幼き日もありましたが(苦笑)……記述によると、小・中学生1600万人が一斉にカレーを食べる「カレー給食の日」。全国の6割ほどの学校で実施。議会で否決した東京・国立市ではハンバーグ、ピラフのメニュー。……という事らしいんですが。……さり気なく当事者であった、子供たちは、そんな大人の決めたことなんて、知らなかったりするんですよね(笑)


2002年01月22日(火)
初日 最新 目次 HOME


My追加