『今日の一言』
因幡うたぎ



 春なのに・・・寒いという事は、これは所謂「花冷え」というやつなのか?

−−−段々、面接慣れしてきている様である。初々しさがないと自分で思うあたり、相当ではなかろうか?本日は朝から電車にゆられて、えっちらおっちら新宿まで面接に出かけていった。今度の会社は、太陽発電関連の機器を製造・販売している会社らしい。ベンチャー企業というやつで、新しい小さな会社だった。募集は受付事務スタッフという事で、経験はあまり関係無いとの事。−−やる気があれば出来るような事を書いてあったので募集したのだが…なんだか、面接を受けていると…お仕事なさそうなのである。いや、探せばあるとか言われてもさ。慣れるまでは暇でしょうとか言われてもさ。なんだか、説明してくれた担当者も、仕事に関して言う事が夢も希望も無いような事を、説明してくれるんだ、これが。(後に、父曰く「男ばかりの職場で、花が無いから受付だけでも女性を入れる会社ってあるんだよな」……まさに、お飾り?雑用係という感じらしい…今回の募集も、それっぽかった/苦笑)−−週休二日となっていたのに、土曜日は隔週で出勤だとか言われるし…なんだか、話しが違うぞ??とか思ったが言わないで置いた。しかし、質問された時に、お休みに関して、さり気なく聞いてみたりしてしまった我輩は、馬鹿かもしれない。−−そんな事は、就職してから聞くべきだろう!これだから、面接で跳ねられるんじゃ−−−ッ!とか思ったが、後の祭である。−−結果は今週中に出るはずだという。来週の月曜日になっても連絡がこなければ…今回ご縁が無かったといとで了承しておかなければならないらしい。−−連絡あったとしても…果たして、我輩、説明された業務で満足していられるのだろうか???(暇疲れは嫌だけど…でも忙しいのも、困るという性質の悪い希望を持っているヤツなのだ/笑)−−−まぁ、今回も駄目だったら、真面目に職務経歴書の書き方が悪いのか、履歴書の書き方が悪いのか、面接時の我輩の滑らか過ぎる口が災いしているのか…そこの所、もう一度良く思考錯誤する必要が出て来ているのかもしれない。−−−むがぁッ!!(←意味の無い叫び)

そう言えば、今日新宿に出たついでに本屋へ行った。波津彬子の新刊が出ていて小躍りする。(知っている人は知っているが、知らない人は知らないマンガ家である)プチ・フラワーか何かで確か時々書いていた短編のシリーズの単行本である。−−−が、デカイのだ。所謂A5サイズの本なのである。そして、高い。痛い出費である。−−ついでに、篠原千絵の「天は赤い河のほとり」27巻が出ていて、これまた「ウギャー」と嬉しいんだか悲しいんだか解らない悲鳴を内心上げる我輩。−−ああ、丁度我輩が読んだところまでしか載ってないし(涙)あはん、最終回だけ見損ねたのよんv(やけくそ)その、最終回が載ってないじゃねェか!!(怒)−−最終回+短編を何本か載せて、ラストの巻にするという話しは聞いているが…果たしていつ出るんだろうか?−−誰か、最終回の掲載された少女コミ持ってないかな〜読みたいよ〜(泣き言)コピーでもいいのにな。あう。
お金がないのに、本を買う衝動だけは抑えられない我輩である。−−ああ!そういえば、今月発売予定の茅田砂胡の新刊はソロソロのはず!金銀黒ネズミだけど、ちょっと違う「ガクエンモノ」の筈!!……しかし、また発売日延びてたら…笑えないぞ?中央公論社ファンタジーノベルズ!(←不吉な…/苦笑)−−−明日の面接の帰りに、もう一度本屋を覗いてみようかね?

■今日は何の日?■

 3/26は・・・ 1205年◆新古今和歌集、できる
           1869年◆開陽丸、横浜入港
           1890年◆ヘレン・ケラー、会話開始
           1935年◆与謝野鉄幹、没
           1956年◆フランス軍、南ベトナム撤退
           1968年◆東大で、卒業式、中止
           1978年◆成田空港管理棟乱入事件
           1982年◆対外受精児第1号、ルイス・ブラウン
           1993年◆選抜高校野球、新大会歌が行進曲に

−−−東大医局長缶詰事件で、医学部学生の処分をめぐって紛争を続ける東大では、全学共闘委の学生が安田講堂を占拠。卒業式の実力阻止をはかったため、大学側は卒業式中止を決定した。……所謂、「安田講堂事件」と呼ばれるものではなかったかと記憶している。60年代安保闘争というのがあって、学生運動が非常に過激化していた頃、大学は派手な戦場と化していた。我輩達の父君達には懐かしいお話だが、我輩達には…生まれる前の話であるので、後から歴史や、ドキュメント、小説、映画などで見た知識でしかない。−−全学共闘委と呼ばれる組織の中では、弱気になったものや、全体の意識に反するものや、スパイに対しては、公然と「リンチ」と呼ばれる制裁が加えられていた。ソレで死んでいる人も中にはいる。−−この頃の学生さんたちは、それこそ持て余すほど情熱をもって、この国の政策に対して意見を抱いていた。その方向性が、暴力や危険なデモなどであった事は、あまり感心できないけれど、自分達の国のあり方に対して、無関心であるよりは、ずっとマシではないか?そんな風におもう。−−今の、この大学生など、所謂「学生」の身分にある人間が、一体何人毎回選挙に出かけているだろう?一体何人、自分達の国のあり方に対して、意見を持っているだろう?関心を持っているだろう?−−−学生運動を肯定するわけではない。あれは、行き過ぎとしか言えないが、完璧な否定で切り捨てたくは無いものである。−−−そして、この安保闘争といえば…「メデューサ」というマンガを思い出す。「沈黙の艦隊」を書いたマンガ家のもう一つの人気作品であった。高校時代の友人に1人このマンガ家のファンがいて、良く借りていたのだが…「メデューサ」三巻までしか読んでないんだよな。あの後、どうなったんだろう???謎である。(更には、我輩の言っているマンガの内容を知らない人間は、もっともっと謎であろう。この文章/苦笑)

2002年03月26日(火)
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