『今日の一言』
因幡うたぎ



 バンザイ三唱!ビバ!!締切り明け!!久しぶりに、日記再開!?の巻

−−−完徹で原稿を仕上げるというのは、そろそろ体力的に厳しくなってきたのだろうか?昔は、3日徹夜で入稿…とか、モカ中毒になりそうな勢いでやっていたのに…(滅)今は、締切り前夜の徹夜位なら、何とOKだが、それ以上となると…脳味噌働かず、逆に能率が下がる年齢になってしまったようである。−−−ああ、どこからか若さ吸い取ってこなくちゃ(ニヤリ…)−−−で、結局何が言いたいか…といえば、祝★入稿!!なのであった。−−−5月の新刊の原稿が、今日朝10時に仕上がり、14時までの入稿締切りまでに、印刷所へ直接持っていって、無事入稿を済ませた我輩。行き帰りの電車で爆睡して、少し睡眠をとったけれど、結局夜眠れなくなるのもなんなので、入稿終えて帰宅しても眠らず、昨日録画しておいたビデオを、締切りから漸く解き放たれた開放感にヒタリながら、鑑賞した。−−−うへへへへv目が痛いッス。気分悪いッス。でも、カフェラテ・カルーア飲んだら大分マシになったデシ。と、食欲がないので、昼抜きでカフェラテのお替りをつくって飲む。コーヒーと言う飲みものは、不思議と食欲中枢を麻痺させる効果があるようだ。で、飲みながらビデオを見る。−−NHK特集で、「アジアの古都」というのをやっていて、昨夜は、カトマンズの街の少女神(クマリ)と女神信仰についてを放送していた。クマリ=生き神さまのことなのだが、チベットやネパールなどの山間の街では、女神信仰が盛んらしい。戦いの女神カーリーを奉る所が多いが、その他にも豊饒の女神など様々な女神がいる。そして、その女神信仰の一つの形態として、大人になる前の幼女を「生き神」=「少女神」(クマリ)として立てると言うのがある。−−−このカトマンズの街には王様がいる。その王家のクマリは、今4歳らしい。クマリになる少女は、いつも決まった家筋から選出するらしいのだが…その家筋の名前を忘れてしまった(笑)−−−ま、なんにしても、女神の夢のお告げから始まった街らしいので、とにかく女神さまを祭っている家やら、女神の神殿やらが沢山ある。−−−その信仰は、農業国としての国情を反映していると言う印象が強い。そして、ひたむきな信仰が息づいている。我輩は、困った時の神頼み位しかしない、典型的な日本人なので、彼らの敬虔さは驚嘆に値するものとして目に映る。−−−そして、「クマリ」と言う言葉で我輩の脳裏に一番最初に強く思い描かれたのは……何故か、聖闘士星矢のムーさまだった。(by牡羊座の黄金聖闘士…だったようなきがするんですが……/苦笑)昔読んだ同人誌に、ムーさまの昔の話があって、そこで彼がクマリをやっていたと言うネタがあったのだ。−−所謂、聖闘士になる前から不思議な力があったから、山間の村でクマリとして、外に出る事を禁じられて過ごした…とかいう話だった様な気がする……と、ここまで書いておきながら、恐らく既に「聖闘士星矢」って何?というジェネレーションギャップの壁に阻まれている人が多数いるんだろうなぁ(笑)−−−あははん♪知っている人だけ、我輩の爛れっぷり&徹夜によるハイテンションブリを笑って許していただければ、これ幸いである。
NHK特集の後は、「天国までの100マイル」(劇場版)を見た。−−−我輩、残念ながら原作は未読なのだが、以前西田敏行が主役のドラマでこれを見ていたので、内容は既に知っている。−−−映画版は、昔なつかし、「リゲイン」の宣伝のビジネスマン役をやっていた、時任氏であった。……おなつかしや(苦笑)−−そして、ドラマでは、出る顔出る顔、皆ある意味個性的、はっきりいって濃ゆいキャラばかりだった記憶が強いのだが…映画は、ほんとうに出る人数も少なく…絡む人間も少ない…ほんとうに静かに進んでゆく展開だった。−−心筋梗塞で余命幾ばくもない母親の命を救う為に、駄目駄目四男が、東京から心臓外科のスペシャリストのいる千葉は鴨川の病院まで100マイルの距離を自分の車で連れていく…と言う話なのだが……もう、涙腺が壊れた様に泣きまくる我輩。ちょっとしたシーンでも泣ける。どんなシーンでも、泣くシーンではやっぱりお約束に泣ける。後半は泣きっぱなしの1時間であった。−−病気ネタと家族ネタにも弱いのだ。そして、千葉の鴨川にある、映画のロケで使われた病院を我輩は実際に知っているので、余計に泣けてくるのだった。−−−あそこは、私立病院だから、めちゃめちゃベット代も入院費も高いのだよ…そりゃ、大変なのさ……でも、ホテルみたいな病院である事は確かだ…綺麗だし、病院臭くない。−−映画の中でも主人公が「消毒液臭くない」というのは、確かにその通りなのである。−−実際のあの病院は、脳外の権威がいて、真面目に凄いらしいのだが…それは、映画には関係ない話である。−−とにかく、映画見終わってからも、涙とまらなくて、実は自分かなり情緒不安定なんではなかろうか?と不安になったほどだった。−−風呂洗いながらも、泣いてたからな(笑)−−ゆっくりお湯につかったら、憑物が落ちたみたいに、気分もすっきりリフレッシュしたけれど……泣かせる映画…というのは、素晴らしいですな。うん。

■今日は何の日?■
 
 4/22は・・・ 1180年◆幼帝、安徳天皇即位
          1293年◆平頼綱、誅殺される
          1500年◆ポルトガル人、ブラジル到達
          1723年◆質屋に組合作らせる
          1925年◆治安維持法、公布
          1927年◆モラトリアム発動
          1930年◆ロンドン海軍軍縮条約に調印
          1946年◆「サザエさん」の連載開始
          1950年◆第1回ミス日本コンテスト開催

 −−−1946年から、長谷川町子が朝日新聞紙上に「サザエさん」を連載開始した。日本の中産階級の日常生活をいきいきと描いて好評を博し、後にアニメ化。放映は現在も高視聴率に支えられて続行中である。1946年というと、58年前である。アニメ化したのは、グッと後の年代だが、それでも我輩がヨチヨチ歩きのころからやっているのだから、恐らく放映年数は既に30年をゆうにこしているのではなかろうか?−−永遠に小学生のカツオやワカメ、永遠に赤ちゃんのイクラちゃん。永遠にタラちゃんはタラちゃんなのである。……誰が呼んだか「サザエさんワールド」……1年回っても、2年目がこようとも、春になればまた同じ学年からスタートするサザエさんの世界の住人達。−−−今となっては、「お魚咥えたドラネコ」なんて、サザエさんを見るお子様は見た事ないんじゃなかろうか?−−−アジが開きで泳いでいると、女子大生に言わしめる現代社会…サバって魚ですよね?というアイドルが居る位なのだ……サザエさんの次回予告で、「それではまた来週〜んぁんん!」とサザエさんが喉に食べ物を詰らせるシーンが「真似して危ないから」と言う理由でなくなる昨今、子供の教育方法、過保護になりすぎなんじゃなかろうか?というか、何でも規制しすぎなんじゃなかろうか?と物思う、今日の我輩なのでありましたとさ。

2002年04月22日(月)
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