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■ 人は、何故お金が無い時に、いらぬ出費をわざわざするのだろうか?(謎)
−−−水曜日はレディースデイである。つまり、舞浜にあるイクスピアリのAMC16で映画を見る時、性別「女」であれば、1000円で映画が見れるのである。−−−金があったら、毎週でも映画を見に行きたいさ!…と言うほど、すっかり映画館でみる映画に嵌っている我輩は…〆切り明けの開放感も手伝って、金も無いのに(後に母に「お金無いのに何してんのあんた…」と呆れられた/苦笑)えっちらおっちら、割引が無駄になるような電車代を掛けて、舞浜まで出かけていったのである。−−−見に言った映画は…劇場版名探偵コナンである。うふふ、一人で映画館に行く寂しさにも慣れたさ!(滅)……と言うわけで、やはり、平日の水曜日…それも真昼間…ともなれば、カップルだってあまり見かけない時刻である。久しぶりに出かけていって、カバンに読みかけの本を突っ込もうとして、中々上手く行かず、ボケっと歩いていたら…下りエスカレーターの方に足を突っ込んでしまい、出だしから非常に危険な目にあっている我輩…周りにいた人もさぞかしビックリしたことであろう(笑)−−−とても恥ずかしい思いをしながら、なんだかコンタクトしてると頭ぼ〜っとするわね〜とか自分のボケミスを誤魔化しつつ…サックリと映画館にて、名探偵コナンのチケットをゲット。少々時間があるので、映画館に隣接するDVDやビデオを販売している店に入って暇つぶしをする事に。−−つい先日、金曜ロードショーかなんかで、「ノートルダムの鐘」をやっていたが、それの続編がビデオとDVDのみで発売されていた。(いや、TVでも散々言っている事なのだが)−−TV効果というのだろうか…さして面白い映画とも思わなかったのだが(ディズニーのアニメとしての技術力は賞賛するが…宗教的なものとか、民族意識などに馴染みが薄い日本人である我輩には、歴史的背景は推察できるし、十分ストーリーの必然性も納得できるのだが…なんだか、あまり嵌れなかったのである)見たばかり…ト言うこともあり、なんだか続編が気になって仕方が無い…いずれ、レンタル屋で借りるか…とか不埒な事を考えつつ、さて、そろそろ…と、暇つぶしも面倒になり、映画館の中で待つ事にする。−−−30分前では流石に人も待っていない。しかし、15分前の入場時間には、平日の水曜日でも10人位は待っていたから、ちょっぴりビックリ。−−−ど真ん中の良い席をゲットして、さぁ今年の映画はどうよ!?と我輩は非常に楽しみに映画が上映されるのを待ったのである。 ↓ここから先は、ネタバレ注意。 映画は、人工知能に支配された電脳空間に閉じ込められたコナン達が命を掛けてバーチャルゲームに挑戦し、勝ちを収める…という筋だった。主題は、「父と子の絆」というものらしい。久しぶりにパパを見て、大喜びの我輩。ママが出てこなかったのは残念だが、まぁいい。−−コナン達が挑戦するゲームは、切り裂きジャックのいた昔のロンドンにタイムスリップして、犯人を捕まえるというものだが、この切り裂きジャックが生きていたロンドンというのは、ホームズが生きていた時代でもある。もちろん、架空ではあるけれども。−−−ロンドン…ベーカーストリート……ビックベンだのホワイトチャペル地区だの……今年ロンドンに言ってきたばかりでロンドンに「愛」を感じている我輩にはたまらないシチュエーションであるといえる。何てタイムリーvvとか思うし、お題目が「切り裂きジャック」!結局犯人像は諸説あるけれど、検挙されずに迷宮いりした伝説の殺人犯であるとくれば、心も弾もうというものである。期待はイヤが負うにも膨らむv−−−映画の中での、切り裂きジャックの設定は中々面白かった。現実世界で起こっている殺人事件との関連性もあるその設定は、真面目によい作品であると思う。それなりにドキドキするし、見知った場所が出てくると嬉しくてうほうほする。…ホームズとかもリア―ティ教授とか出てきたら尚更である。−−名探偵ぶりを発揮するコナンも中々格好よかった。−−−しかし、ドキドキハラハラ度、そして映画としての出来は……去年の作品の方が我輩は上であると判断する。これからのハイテク社会で、実際にありそうな、設定であり、「未来的」でIT化の一途を辿ろう現代にマッチしている脚本であったとも思うが…もっとドキドキが欲しい。ハラハラが欲しい。−−−刺激がもう少し欲しい。(注文多すぎ?)−−−かといって、どたばた過ぎるのもいや…という、我輩の希望は天井知らずである様子。−−−しかし、切り裂きジャックやロンドン、ホームズの小説などが好きな人は、この映画とっても楽しめることは保障する。ふふふ、映画館に足を運んで、ぜひ、コナンと一緒にバーチャルリアリティのゲームの中の謎を解いて見てはいかが?
■今日は何の日?■
4/24は・・・1620年◆三浦按針、異国の地で没 1651年◆大奥女中3700名の大量解雇 1734年◆紀伊国屋文左衛門、死去 1893年◆海軍繰練所設置が決定される 1932年◆第1回日本ダービー開催 1940年◆生活必需品の切符制決定 1965年◆「ベ平連」結成 1977年◆日劇ダンシングチーム、最終公演 1982年◆三笠宮寛仁の臣籍降下申請
−−−前日、勝海舟は将軍家茂に、洋式軍艦を操る兵士の養成を主張。建言はいれられ、1893年の今日、海軍繰練所が神戸に作られることが決定した。開設は翌年5月14日である。……この時代、黒船来航以来、海外勢の圧力や軍事力の差にかなり揺れに揺れていた幕府が、一生懸命時代に対応しようと四苦八苦していた。勝海舟は幕臣の中で、海外の情勢にも通じる博識を発揮して、色々とやったけれども、時代の大きなうねりは止められなかった。−−そして、この海軍操練所…と聞くと、我輩歴史とは関係無い所で、ピクリと心の琴線に触れてくるのである。……平岩弓枝著「御宿かわせみ」シリーズの主人公の一人、かわせみの主人:東吾さんが働いているのも海軍操練所なのである(笑)教授方なのだそうな。剣の腕を見込まれて、若いもんに教えているらしい。…というか、彼自身、それなりに良い家柄の武家の次男坊 であるからして、家督を継いだ兄上とは違い、冷や飯食いで幼馴染のるいさんと夫婦になってから、ますます仕官もせずに、幼馴染で同心の源さんの捕り物の手伝いや、道場の師範代とかしてブラブラ…もとい、ご町内の平和の為にそれなりに貢献していたわけなのだが…幕府からお給料を貰える身分になったはいいけれど、それなりに悩みも多いようである。−−幕末…揺れに揺れるこれからを思うと、今後の「御宿かわせみ」の展開もきになるところである。←関係無い話で終わる(笑)
2002年04月24日(水)
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