優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2001年09月04日(火) 火曜日/好きにして。

月曜日の夜。あたしはいつものようにネットに繋いで
masayaの帰りを待ってた。
でも、オンラインにならない。

あれ?と思っていると携帯にメールが入る。
串カツを食べているらしい。

そっか。

少しだけ淋しく思いながら、あたしはネットで友達とチャットをする。
どれくらい時間が経っただろう。
日付けは変わって、もう火曜日になる頃、
やっと、携帯にメールが届いた。

『今から帰る』

あたしはすぐにレスをする。


迎えに来て。って、言ってみたりして。


すこぅしだけの期待。ダメならダメでいいから。
そう思って送信する。

いいよ。

ほんと?

少し酒が匂うかもしれないが。それでもいいなら。

じゃあ、あたしも飲む!

じゃぁ、職場の人を送ってからそっちへ向かう。

うん。待ってる。


そのまま、あたしはチャットをしながら彼を待つ。
12時半を過ぎた頃、携帯に着信。

もう着きました。

あたしは慌てて家を出る。
ああ、化粧も何もしてないや。んもう、いっか。

コンビニでウメッシュのボトルを買って、
おつまみに、[海苔を巻いて食べる]チーズかまぼこと言うのと
グレープフルーツゼリーと、ゼリー入りレモンティーを買う。
あたしは、こういうちょっと怪しい物や、新発売に弱いの。

masayaの部屋はいつもの通り。
青い部屋。
今日は天気が悪かったので、部屋の中の物干に洗濯物がずらり。

床にペタンと座って、煙草と飲み物と、PCと。
それにmasayaとあたし。

彼のPCでメッセンジャーに繋ぐ。
少し友達と話す。他人のPCは変換がしづらい。
たまぁにキスとかしながら、
代わる代わるキーボードを叩くのが楽しくて、ちょっと嬉しい。

あたしは、ウメッシュ専門だ。
masayaはけっこうアルコールには強いみたいで
顔にはほとんど出てない。


はぁ、、、気持ちいいねぇ。

500mlのボトル缶を全部空けないうちに、あたしはもう酔っぱらいだ。
午前3時。

うううううん、、、、。眠いぃぃ。

そう言って、ベッドにゴロンと横になる。
masayaがあたしの横に来る。
いつものようにゆっくりとした時間。
酔っているので、何をされてもふぅわりとした感覚。
とても気持ちがイイ。

いっぱいキスをして、何度もキスをして、
ああ、あたしはいつ呼吸をすればいいんだろう?
とか考えたりもする。


はぁ、ねぇ、好きにして。

ん?好きにしてるよ。

うん。だから好きにしていいよ。

ぢゃぁ、お言葉に甘えて好きにするよ。



たくさんのキス。
唇に瞼に耳に髪にうなじに腕に
指に背中に乳房に乳首に脚に太股に・・・
彼のキスはいつまでも終わらない

彼の指が彼の掌が彼の唇が
あたしの身体の感じるところを
ひとつひとつ探し当てて行く。

いつまでも続くかと思うキスと愛撫に
あたしは溶けそうになる。

ダメ。

ダメなの?

ダメじゃない。好きにしてイイ、、。

好きにしてるよ。さっきからずぅっと。


酔っているあたしは、
そうやって、身体を唇をmasayaに延々と愛撫されながら
絶えまなく続く快感に、時折、溜息や吐息をつきながら、
ああ、とっても楽しくて幸せだぁ、と、
心の中で思っていた。

午前3時から、5時過ぎまで
あたしたちは一睡もせずに抱き合う。

今何時?

5時過ぎ。

あ、帰らないと。

そうだね。


眠い。
ほんとは、一緒に寝てしまいたいなぁ。

車の助手席で、他愛のない事を話しながら
あたしは家まで送ってもらう。
そうしているうちに、空は明け方の空から
朝の空に変化してゆく。


15分程で到着。
ありがとう。気をつけてね。
最近は忘れない、「軽いキス」をして、彼の車を見送った。

昨日からの24時間で、
あたしは何度masayaとキスをしたんだろう?
今度数えようかと思ったけど
きっと途中で数え切れなくなるね。



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~*Yuu
エンピツ