2001年10月20日(土) |
土曜日/午前:浅い眠り |
明日の朝、行くね。 前日の夜、masayaとメッセで話してた。
じゃぁ、お迎えに行こうか?
ほんと?いいの?
うん。いいよ。起きると思う。
そうかなぁ。大丈夫かなぁ。
起きなければ、起こしたまへ。
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朝8時過ぎに、masayaが迎えに来てくれた。 最近、彼が忙しくてあたしが運転して逢いに行ってたりしたので ひさしぶりでとっても嬉しい。
コンビニでパンと飲み物を買い、=青い部屋=に向かう。
部屋はいつものまま。 少し散らかってて、さっきまで寝てましたという雰囲気が残ってる。 お腹が空いたので、買って来たパンをレンジで温める。 コーンのパンとお好み焼きパン。 少し食べると、ほっとした。
ああ、ちょっと落ち着いたねぇ。
ゼリー入りレモンティーとかいう、変な飲み物も ふたりで代わる代わるに飲む。
さぁ。では失礼して。
キスする時に、masayaは良くこう言う。 なによぉ、失礼してって。
だらだらとして、幸せな時間がはじまる。 延々と続くキス。 延々と続く愛撫。 でも、肝心な場所には触れない。 もどかしくて。 泣きたくなる。
徐々に感じ方が大きくなってくる。 1時間以上、ううん、もっとかもしれない。1時間半? ずっとmasayaはキスと愛撫を繰り返す。
気持ちいいよ。
うん。気持ちいい。あったかいです。
時折そんな会話がかわされる以外は、ずっとされるがまま。 いつまで続くんだろう。 焦れったい快感に我慢できなくなって、あたしは彼に言う。
我慢が出来ないの。
ん?今日はゆっくりするんぢゃなかったのか?
だって。そんなことしたらしたくなるでしょう。 じゃぁ、それだけでいい。泣。
・・・俺もしたいよ。
十分に潤った場所は 彼の物をすんなりと受け止める。 欲しくて欲しくて欲しくて 入って来る瞬間、すごい快感で 思いきり突かれて、あたしは達する。
ただそこに入っているだけなのに ほとんど動きがないのに あたしの身体はひくひくと痙攣を始める。 彼が動く度に、声が漏れて 頭の先が痺れるような感覚がして 子宮の中まで もっと奥まで いっぱいになるみたいに感じる。
ある一点に当たるとあたしは泣きそうになって すごく感じるけどこれ以上感じてはイケナイっていつも思って ダメとかアカンとかイヤとか言うのだけれど 本当にもうダメだと思って口走る
壊れるぅ、、。
子宮が突き破られるかもとか不安になって でも、すごく感じてしまって。 どうしていいかわからない。 イヤだと口走りながら彼の上でのあたしの動きは止まらない。 ダメと言いながら、彼の下で淫らに脚を開くあたしがいる。
ダメ、あかんの、ね、ね、ああっ、、。
もう出るよ、、。
ひときわ動きが激しくなって 彼があたしの上で果てる。 何度もイッタあたしは、子宮の収縮や脚の震えや 荒い呼吸で、すぐには動けない。
そうしているうちに、また、あたしの中から溢れた液体がシーツに染みを作る。
ごめんなさい・・・。
セックスの後に抱き合って眠るのが好き。 masayaはずっと抱いていてくれる。 それはとっても幸せで、温かくて たまにキスしたり、ハグしたりしながら 彼はいつもこんなセックスをしてるんだろうか? 彼は誰にでもこうやって抱き締めてキスを繰り返すんだろうか? そんな事をすこぅしだけ考えてみたりもする。 でも、今抱き締められてるのは、あたしなのでいいかなぁと言う気もする。
そのままあたしはいつしか、短く浅い眠りに入る。 ウトウトとわけの分からない夢を見ながら。
ふと、目覚めるともうお昼前。
帰らなきゃ。
そうだねぇ。
よろよろと下着を漬けて、洋服を着て、最後に化粧を直す。 最後の最後に、口紅を塗る前にあたしは聞く。
ね、もう口紅塗っちゃう。
ん、2分程まっておくれ。
この時のキスもやさしくてとても好き。
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午後:なんとなくデート�
家まで送ってもらう。 なんとなく、このまま別れるのは惜しいような気がした。
さっき抱き合って眠ったのがとても心地良くて。 このままサヨナラはちょっと淋しいと思ったから。
ねぇ。ちょっとだけ、待ってて。午後から何かある?
ん?何もないよ。いいよ。
一旦家に帰って、あたしは買う物があったので、電話帳で調べる。 場所を見ると、知らない地名。 しかも、そこはmasayaが詳しそうな場所だった。 お店に電話をかけて聞いてみる。 説明はしてくれるが土地勘がないので、良くわからない。
取りあえず、家を出て車に乗り込む。 すぐにあたしは携帯でmasayaに電話をかける。
ねぇ、買い物に行くんだけど、場所がわからないの。連れてってくれる?
良いよ。
じゃぁ、ビデオ屋で待ってる。
少し遅れてやってきたmasayaの車に乗り込んで、 場所の説明をする。
ああ。わかるよ。
そう言いつつ、masayaが言う道とは結局違う道? ん?masayaくん、勘違いなの?やっぱり方向音痴?
でも、ちゃぁんと御買い物が出来ました。
お腹が空いたので、近くの和風のファミレスに行く。 あたしは、茄子の田楽とシーフードサラダと豚汁と御飯小。 彼は鮭のフライとおでんとじゃこおろしと御飯中。
茄子食べる?
うーん。茄子だぁ。
豚汁いる?
うむ。
そうやって、ちょびっとづつ分けたりしながら、お昼御飯を食べ終わった。うーん。お腹一杯。幸せだぁ。 食後のコーヒーはどうする?って言って、じゃぁ、近くの商店街に行ってみようと masayaが言う。彼は結構この辺には詳しい。
駐車場に車を止めて、商店街をウロウロと歩く。 目当ての珈琲屋は土曜はお休みで、しかたないなぁって言いながら 携帯電話ショップでうーんって、悩んだり ああ、みかんが安いよぉ。もやし2個30円だって!といきなり買い物して masayaは、ハハハと笑って荷物を持ってくれる。
珈琲館でアイスコーヒーとカフェグラッセを飲みながら 携帯電話をこのまま機種変更した方がいいか、 新しい携帯会社に変えてしまうかを、あたしは悩む。 masayaはそこにあった紙に2年分を試算してくれた。 でも、結局あんまり変わらない。
お茶が終わって、その後は近くの大きな電器店に連れてってくれるという。 前にあたしが行きたいって言ってて、この際だから行ってしまおうと言う事になった。
2階建てで、すごく大きくて、天井が高くて ホームセンターみたいなところもあって、 1階が電器店で2階はインテリア売り場。 パソコンを触って、掃除機で遊んで、洗濯機を見て、やっぱり携帯電話も見て 2階に上がって、たくさんのソファに座ってみて ウォーターベッドに寝転んで、ホットカーペットカバーがないと怒ってみたりした。
あ。シーツが安いよぉ。
ダメだぁ、俺は綿100%ぢゃないとダメなんだよ。
でもポリが入ってたらアイロンが楽だよぉ。
ひとしきり回ってみて、1階に降りる。 まだ、見てない所があるよ。と言って、一番奥のフロアへ。
ふと見ると携帯電話にいろんな柄のフィルムを張るサービスがある。
あ、あたしこれにしようかなぁ。 新しいの欲しいけど、結局どっちもどっちだし。 ちょっと可愛くなっていいかもだよぉ。 こんなのどうかなぁ?可愛い?
うーん。さぁ? よくわからんなぁ。
最初にここに来たら、預けてやってもらったのに。 少し残念に思ってmasayaに言う。
ねぇ。また連れて来て。
あい。連れて来てあげよう。
一通り見終わってみると、もう夕方。 ああ、もう帰らなきゃ。 そうして、待ち合わせたビデオ屋まで送ってもらった。
ごめんね。付き合ってくれてありがとう。
いいへ。俺も楽しかったので。
ほんとに、思いがけずのデートになった。 嬉しくて楽しくて。 ね。また連れてってね。 今度は、携帯電話可愛くしてみます。
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