2001年11月01日(木) |
木曜日/癒して。壊して。 |
水曜日に婦人科に行ったあたしは 検査の結果がおもわしくなくて、すこし凹んでいた。 ストレスと不安から来る過食がひどい。 もちろん、生理前と言う事も関係してるんだろうけど。
水曜日の夜もmasayaはネットにあがらなくて 不安を抱えて凹んでたあたしは、すこし淋しかった。 PCにメールを送ってみる。
木曜日の朝、いつもの様にネットに接続して メールチェックをする。masayaからのメールは来てない。落胆。
すると、珍しい事に彼がメッセンジャーに上がって来た。
どうしたの?仕事場?
おうち。
徹夜だったの?
そうだよ。今から寝る。
ね、襲わないから。行ってもいい?
ははは。いいよ。寝てるかもだが。
いいです。横で一緒に寝ますから。
あたしは急いで家の用事を済ませて、車で彼の部屋に向かった。 鍵は開けておいてくれたので、 そぉっと入る。 青い部屋はカーテンも閉じて、暗い部屋になってる。 masayaは熟睡してるようで、あたしが入って来た事にも気付かない。
バッグを床に置き、上着を脱いで、少し寝顔を眺めてみる。 相変わらず子供のようにグーグーと寝息を立てている。 あたしはそれをふふっと笑いながら少し見てた。
ふっと、彼が目を覚ます。
おはよう・・・。
寝ぼけた顔でそう言って、かけ布団を上げて、あたしを招く仕草。 ジーンズを履いたまま、あたしはベッドに入って、彼に抱き締められた。 凹んでたのに、masayaの子供みたいな寝顔を見ると 自然に笑みがこぼれる。 抱き締められると、安心してしまう。 いつも、そうやって、あたしは勝手に癒されてるのね。きっと。 またすぐに寝息が聞こえる。
少ししてから、あたしはジーンズを脱いでしまう。 だって、窮屈だから。 Tシャツとブラとショーツで、彼に纏わりつく。 相変わらずmasayaは寝息を立てたままで でも、時折、あたしの躯を撫でたり抱き締めたりする。
まるで、あたしは抱き枕のようだ。
そうしながら、いつしか眠ってしまった。
お昼前、目覚めたあたしはまだ眠っている彼の横で 少し本を読んだりしてみる。 無理に起こしたりはしない。 でも、だいぶに眠りが浅くなって来たのか たまに悪戯を始める。
もうお昼前だよ。
その声を合図のように、悪戯がいつしか前戯に変わって行った。 何度もキスをして、耳を噛んで、乳房に触れて あたしにとっては、一緒に寝ている間も前戯なのかもしれない。 でも、いつまでたっても、彼はそれ以上をしてくれない。
いぢめてるの?
可愛がってるんだよ。
いぢわる。
嫌?
嫌ぢゃない。
やっと、彼の手があたしのショーツにかかる。 ショーツを脱がせて、確認しようとする。
ヤだ。んもう、見ないで。
長い前戯で焦らされたあたしは 恥ずかしい程濡れてしまってて、 黒いショーツはきっと染みになってしまってる。 自分でもわかるもの。 溢れ出て来るのを感じるもの。
もう何度も抱き合ったのに まだ、あたしの躯にはあたし自身も知らない秘密があるみたい。 セックスをする度に、違う発見をしてしまう。 どこまで、昇ることができるんだろう。 果たして、頂上と言う場所はあるんだろうか?
先が見えたような気がしてたのに また、見えなくなったみたい。
でも、火曜日の水遊びには、今日は勝てなかったね。
あの快感をもう一度あたしは体験出来るんだろうか? 壊れそう。 ・・・壊して。
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