2001年11月04日(日) |
日曜日/健全なデート。 |
日曜日。 外はいい天気。 少し時間が出来たのでmasayaに声をかけてみる。
今からお茶にいかない?
いいけど。桃色になりたいのだが。
じゃぁ、その間に洗濯干してる。電話して。
桃色って言うのは、お風呂上がりのこと。 masayaは色が白いので、ほんのり湯上がりはピンクになる。
1時間程待っただろうか。 洗濯も干し終わって、出かける用意をしてると メールが入った。
桃色♪
レスを返そうとすると、携帯が震えた。
どうしたらいい?
うーんと、お昼御飯食べる?もうそんな時間だよ。
そうだね。そうしようか。
待ち合わせを決めてあたしは出かける。 日曜日なので少し道路が混んでて、まだ半分も行ってないのにメールが着信。
ついた。
じゃぁ、何食べるか考えておいて。
今日の目的はもうひとつある。 あたしは実家から古い一眼を貰って来たのだけど 使い方もわからないし、第一シャッターもおりない。 それを、masayaに見てもらおうと思ってた。 彼は高校時代、写真部の部長だったらしいから。
待ち合わせの駐車場に入ろうとしたら、彼が店から出てくるのが見えた。 そのまま、masayaは自分の車に乗り込む。 あ。あっちで移動するのねと、あたしは勝手に解釈して、自分の車を置いて 古いカメラを抱えて彼の車に移動。
乗り込むとすぐにmasayaはカメラを手に取る。 いろいろと触って、レンズをはずしてみて、でも外したレンズが元に戻らない。 10分近く触って、やっとレンズの装着の仕方と どうすればシャッターがおりるのかが、やっとわかった。
古いのに、バッテリーがいるのね。
そうだよ。買いに行かないと。
すぐに、近くのディスカウントストアにバッテリーを買いに行く が、、、ない。 仕方ない、今日じゃなくてもいいよと言うあたしに、 彼はもう一件大きい電器店に行くといって、 すでに、車はそこに向かってる。
電器店に行ってみると、求めていた小さなバッテリーを発見。 それを購入して、車の中でカメラに入れてみた。
カシャ。
思いのほか良いシャッター音。 嬉しくなって、何度もシャッターを切ってみる。 マニュアルフォーカスなので、自分でピントを合わせないといけない。
ちゃんと、動くぢゃないか!
うんうん。ありがとう。
お昼は帰り道にある、回転寿司に行く。 ひと皿65円と100円。 あたしは、マヨネーズの乗ってるお寿司が好きで、 それを取る度に彼が笑う。
いいぢゃない。
ん?マヨネーズの多いのばっかり取ってるよ。
変なハンバーグとかかき揚げとかが乗ってる皿を取って そんな事を言うmasayaに強制的に半分食べさせた。 口に入れる度に、彼は少し嫌な顔をしてみせる。 こういうのって、楽しくていい。
食事が終わって、コーヒーを飲みに行こうと店を移動する。 1軒目は本日貸しきり。残念。 masayaがいつも行くという、珈琲専門店に行くことにした。
ハワイアンコナとスマトラマンデリン?
ひさびさに飲むコナコーヒーは苦味が強くて、 masayaのマンデリンがマイルドに感じる。 でも、苦いコーヒーは結構好き。 一杯の珈琲を、ゆっくりとすすって、 あたしはもう帰らないといけない。
うーん、時間ってすぐに経つよね。
駐車場の車に戻って、少しだけキス。 そのまま、最初に待ち合わせた店に送って貰う。
日曜日のレンタルビデオ屋の駐車場は 車と人の出入りが多い。
あたしは帰る前にもう一度ちゃんとキスしたくて うだうだとmasayaの車の中で過ごす。 masayaはあたしの腰の辺りをさわさわと触って楽しんでいる。
だめだね。人も車も多いね。
そうだね。
てか、こんなとこでキスしようってのが間違ってるように思うが?
うーん。そっかなぁ。
少し、車が途絶えたところで、素早くキスをする。 舌を絡めて、少しだけ長く。 ふと、見ると、ずっと向こうの車にドライバーが乗ってた。 こっちを見てる。
見てたねぇ。
そだね。
うーん。いいや。別に。
付き合ってくれてありがと。
たまには、こういうデートもすごく新鮮で楽しくていい。
でも、帰ってみると、あたしは濡れてたりして。笑。
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