masayaは仕事が忙しいんだろうか? 昼間に少し携帯メールが来ただけ。
正直淋しいなぁと思う。 忙しいのはわかってるけど、 何が一番不安になるかと言うと、 【状況】がわからないのが、あたしは一番嫌なのです。
忙しいなら、忙しいと言う状況を伝えてくれればそれで納得が行く。
今まで色んな男の人と付き合って来たけど 結局いつもこれで、あたしは不安になる。 情緒不安定になる。 一言でいいのにね。
でも、masayaは例えばすぐにレスを入れられなくても 明け方や、深夜や、翌日の朝、 必ずメールをくれている。それが救いになる。
でも、そのメールが来るまでは、やっぱり勝手に凹むんだけど。
しかも、今日。 調度、レスがなくて、落ち込んでる時に メッセンジャーに夏に別れた彼をみつけた。 別れたというか、やはり、あたしの中での 『捨てられた感』は消しされない。
普段ならあたしは話し掛けたりしない。 元彼の話しを聞くと、無性にイライラしてくるから。 でも、ちょっと淋しかったので、話し掛けてしまった。
話し掛けてすぐに、あたしは後悔する。 どうして、話し掛けたんだろうと、自分を責めたりもする。 また嫌な話を聞いてしまった。
落ち込む。 元彼に対する【嫌悪感】 ああ、嫌だ。 彼のタイプする文章を読みながら、あたしは吐き気がした。
別れてからの彼の行動を見ていると あたしは、どんどん彼の事を嫌いになっていく。
自慢気に話す一時の情事。 『セックスと食欲が満たされればそれでいいんだよ。』 性欲の処理としか、女の事を見ていない、そういう言葉の数々。
あたしは吐き気を覚えながら、そんな彼に言葉を放つ。
そう。良かったね。あなたがそれでいいならいいんでしょう。
お前はどうなんだと言わんばかりの言葉。 あたし?あたしはあたしよ。 確かに、一度は別れて、ちゃんとしようと思ったけど 壊れてしまったあたしには、masayaが必要だった。 彼がいなければ完全に崩壊していたもの。
あたしは、もう、あなたとのセックスを思い出せない。 あんなにたくさんキスをして、あんなにたくさん抱き合って あんなにとっても好きだったのに、 もう、あなたとのセックスの記憶は薄れていくばかりよ。 もう、思い出す事もない。
それは、お前が他の男に抱かれてるからだよ。
そうね。そうかもしれない。
もういい。 あたしはもう、あなたには何も感じない。 見たくない。聞きたくない。
そう思いつつ、適当な言葉をタイプして、あたしはチャットを落ちた。
masayaも同じなんだろうか? 男はみんなそんなものなんだろうか? 性欲の処理だけの相手としか、見てないんだろうか?
ふと、そんな事を思って、淋しくてメールを入れてみた。 レスはまだない。
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と、さっきまで落ち込んでいたけど、 今、まだ仕事をしているというメールが入った。 少し落ち着く。
たった一通のメールで すぐに、気持ちを切り替える事ができるのに。
たった一言で、 すぐに不安から解き放たれるのに。
そして、別れた彼は たった一言で、あたしに嫌悪を抱かせる。
女の傷つけるだけの男はあたしはいらない。
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