土曜日に時間が取れそうだったので、 あたしはmasayaにそう言ってみる。
ん?家で仕事をするつもりだったので、良いよ。
そう?じゃぁ、お昼くらいから。でも4時に帰るからあまり時間がないです。
お昼過ぎに待ち合わせる。 今日はいつもの=青い部屋=じゃなくて 違う場所にしようと。 目当ては、エステゼリーという入浴剤。
masayaの家は小さいお風呂なので、きっと無理。 ひとりでいっぱいなんだもん。 だから、それを体験しに行く。…という名目。
たまには場所を変えてみたいでしょう。あたしだって。
何軒かを見てまわって、ピンクの建物のホテルに決めた。 部屋は4階。 そして、部屋に入ると回転ベッド。
スイッチを押すと低いモーター音とともに、ゆっくりと回り出す。
あたしたちは、こういう少し変な物とかが好きなので けっこう喜んで遊んでしまう。 たくさん画像を撮って、 たくさん回って そして、お風呂にお湯をためて 真っ赤なエステゼリーに浸かったりもした。
お風呂から上がって、ベッドの上に横になる。 天井には鏡。 鏡にはバスタオルを巻いたままの、あたしとmasayaが写る。
では、失礼して。
そう言いながらmasayaはキスをする。 目を閉じて、キスの快感にあたしは酔う。 ふと、目を開けてみると、天井の鏡にはあたしと彼が絡み合う姿が写っていた。
ああ、写ってる…
そうだね。ほら、写ってるよ。
脚を広げられて、鏡に写るようにmasayaはあたしを触る。
ヤダ…んもう、恥ずかしいじゃない…
そう言うあたしはすごく感じているのが自分でもわかる。 彼が入って来て、ああ、やっぱり今日はいつもと違うと感じた。 騎乗位になると、子宮口なんだろうか? masayaのペニスがあたしの中にコリコリと当たる音がする。 その音はいつもより大きくて、 彼が不安気にあたしに聞く。
大丈夫?
…ん、大丈夫…。
確かにすごく当たってる。いつもと全然違う感じ。 そのまま、彼に背中を向けた姿勢で、あたしは感じるままに腰を動かす。 壁の鏡に乱れるあたしが写っていた。
ちょっと、見せてもらおうかなぁ。
masayaはそう言うと、鏡に良く写るように入れたまま体の位置をずらす。 鏡には、淫らに腰を振るあたしと、 あたしと彼との繋がってる部分がいやらしく写る。 恥ずかしくて見てられない、、でも見てしまう。
鏡に写っているのを見られていると言う快感。 写っているあたしは、まるでAVの様だ。 …いやらしい、、、。 そう思うと余計に興奮してしまう。
そのままバックの体勢になって、 彼が激しくあたしを突いて来た。
ああ、いいのぉ、、。
あたしの中で彼が痙攣するのがわかった。
…やだぁ、勝手にいっちゃ。 言ってくれなきゃ、合わせられないのに。
円いベッドの中で抱き合って少し眠った。 携帯のアラームのバイブ音で目が覚める。 あたしの携帯はいつも2時と3時過ぎにはアラームがなるようになってる。
あ、もう2時かなぁ、、、。
そうかもね。
そういいつつ、時間を見ると、3時10分。
え?嘘ぉ。寝ちゃったんだねぇ。
4時には戻らなきゃいけないのに、 あたしはまだ欲している。 少し元気になった彼の物を愛撫して、 また馬乗りになってしまう。
ねぇ。動かなくていいから。
あい。
そのままにしといて。あたしが勝手に動くから。
実を言うと、彼のペニスは大きいので 一番元気な時には、あたしのGスポットなんか通り越してしまうの。 だから、今くらいが調度当たるの。 そういいながら、あたしは自分で自分のGに当たるように動く。 少しづつ高まる快感。
もう少し、もう少し、、、。ああっ。
それが最後の一口。笑。 あ、もう時間がない!
あたしは4時に戻らないと行けないのに、 もう時間は3時50分。 全然間に合わないかも。
慌てて支度をして、出る時にはもう5分前。
ああ、ダメだねぇ。
そうだねぇ、跨がってる場合ぢゃないだろ?
うんうん。そなんだけどねぇ。 だって、したかったんだもん。
駐車場まで送って貰って、 軽いキスをして、バイバイした。
でもねぇ、 結果。ぜんぜん間に合いませんでした。
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