優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2002年01月28日(月) 月曜日/風邪

masayaは相変わらずの多忙だ。
平日は携帯にメールを送ってもろくにレスも帰って来ない。
そんな感じで、土曜日も朝のメールから全く返信がなかった。

日曜日の朝、あたしは喘息発作を起こしてしまって、
苦しくて眠れなくて、きっと寝てて気付かないだろうと思って、
masayaにメールを送ってみる。やはり返事はない。
まだ午前6時だもの。そのまま、あたしは薬の効き目から眠ってしまった。

起きてみると、携帯にメール着信がある。

「風邪で寝込んでるよ。」

そうだったの?何度かメールをやりとりして、それでも月曜日は出勤するという。
無理しないで。熱があったら休んでね。
いるものがあったら、明日持って行くから言ってね。

少しだけ電話で話をすることができた。
金曜日の夜から寝込んでいるらし
い。
熱は今はそんなに高くないって。少し安心した。


月曜日の朝。起きてメールを入れてみる。微熱がまだあるらしい。
電話をかけて、容態を聞くと
風邪薬がもうなくなったとのこと。

「薬がもうないよ。食べる物もないなぁ。」

じゃぁ、買って持ってくから。あとは?

「何か飲むものを買って来てくださひ」

薬屋が開店する時間を待って、風邪薬を買い、スーパーで少しだけ食料を買って
あたしは車で=青い部屋=へ向かう。
ノックをするとしばらくして、額に冷えピタを貼ったまま
ふらふらとmasayaが出て来て開けてくれた。

だいじょうぶ?

はぁ。まぁまぁ。

なんか食べた?

食べてなひよ。


買って来たうどんを作って、持って行くと、食欲はあるようで少し安心した。
むくんでる?やっぱり病人の顔。
食べ終わると、また布団に潜り込む。

風邪がうつると困るので、あたしは、畳に座ったまま。
しばらくそのまま話をして、ああ、苺を買って来たんだと思い出した。

苺、食べれる?

あい。いただきます。

洗ってヘタを取った苺に、練乳をかけて、フォークで口に運ぶ。

ああ、苺だよ。masayaはそういう。

そだよ、苺だよ。あたしは答える。


苺を半パック二人で食べて、少しの間、あたしはmasayaの顔を見ていた。
子供みたいだ。
冷えピタを新しいのに変えて、首筋を触って、やっぱりまだ熱があることを確認する。


「それじゃぁ、もう少ししたら帰るね。」

ベッドの布団の中のmasayaに、布団の上から抱き着いて、あたしは軽いキスをした。
masayaは軽くそのままあたしを抱き締める。


渇いた唇が、とても熱かった。







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