優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2002年02月02日(土) 土曜日/ひさしぶり

風邪がすっきり治らないのに、masayaは相変わらずの多忙。
携帯に送ったメールのレスも滅多に来ない。
あたしは大丈夫といいながら、やっぱりとても淋しい。

土曜日の夜、時間を開けて。

先週そう伝えていたが、もしかすると出張があるかもといっていたので、少し不安だった。

最近の彼は土曜日も日曜日もほとんど関係ない。
いつも仕事をしているみたいだ。
先週末から風邪で休んだので、余計に忙しいのかもしれないと
そう思いながら、あたしは自分に言い聞かせる。


予定がどうなるかはわからない。

何時に終わりそう?

メールを入れるがレスはない。…ダメかな?少し落胆する。
期待しないでおこうと思いつつ、やっぱりどこかで期待している。
夜10時前に、もう一度メールを入れる。

いつでもいいので、電話してくださひ。

「もう少ししたら、電話する。」と返信がやっと返って来た。

少しの安堵。でもまだわからない。


やっとmasayaから電話がかかってくる。

今どこ?

ん?帰る途中。飯食いに行って、少し飲まされたよ。

大丈夫?

うむ。で、どうしたらいい?

じゃぁ、迎えに来て。


久しぶりに逢ったような気がした。
この前は、病人だったから。
あたしは温かい部屋で、masayaとゴロゴロと過ごす。
抱き着いて、ひさしぶりだと伝える。
そうだね、久しぶりだね。
ちゃんとキスするのもひさしぶり。
ちゃと抱き締められるのもひさしぶり。
masayaがあたしの胸を触るのもひさしぶり。
【起動】するのもさせられるのもひさしぶり。

ごろごろしながら、時折、あたしは彼の顔を見る。
ん?どした?

ううん。ひさしぶりだなと思って。
そう言いながらまたキスを繰り返す。


こうしてるのが気持ち良ひです。

あい。そですね。

淋しかったよぉ。

それは申し訳なひ。


いつも彼はテキトーに答えを返す。
淋しかったり怒ってたりするあたしの気持ちから、ふっと力が抜ける。
うーん、テキトーにいなされてるなと、自分でも思う。
でもそれでも、一緒に居られる時はとても幸せな気分になる。


相変わらず、彼の指先はあたしの乳首を弄ぶ。

ダメだよぉ。

そか?ダメか?


そういいながら、あたしは彼に身体を預ける。
ジーンズのファスナーが降ろされて、ショーツの中で指が遊ぶ。

あっ、、。

焦らすようにいじわるのように、指が跳ねる。



確認してみたよ。

あい。確認されました。


確認しなくてもわかってることじゃない。
しばらくの間、あたしはmasayaの愛撫に身体をまかせて
徐々に高まって行く快感を味わう事に専念していた。
あたしの身体はもう恥ずかしい程反応している。


脱がせてもいい?

ふいにmasayaがそう聞いた。
脱がされて、ジーンズも脱いでしまって、あたしは裸になる。
masayaも裸になる。
毛布にくるまって、抱き合う。
彼の唇が、あたしの乳首を軽く噛む。
あたしの身体から透明な粘液が溢れ出るのが自分でわかった。

彼の上に馬乗りになって、あたしはキスを繰り返す。
唇を吸い、舌を絡めあって、そのまま唇と舌を彼の身体に這わせていく。
masayaの綺麗な首筋や彼の小さい乳首、胸の筋肉。思うままにあたしは愛撫する。
そして、あたしの大好きな綺麗な鎖骨に歯を立てる。

彼自身を口に含む。
最初は回りに舌を絡ませて、ねっとりとした愛撫を続ける。
全部は入らない。それでも喉の奥まであたしは彼を飲み込む。
口のなかで、時折感じる痙攣。
頭を撫でられて、嬉しくて、
ああ、気持ちいいよと囁かれて、嬉しくて、
もう少しもう少しだけと、あたしは彼を愛でる。
あたしの我慢が限界になるまで…。

ふぅっ、、。と溜息をついて、あたしは彼から唇を離した。
脇の下にmasayaの手がはいって、ふっと引き上げられる。

入れて。

珍しく彼がそう言った。
上になったまま、あたしは彼をあたしの中に導く。
彼と抱き合うのはひさしぶり。
ゆっくりと感じようと思ってたのに、masayaは激しくあたしを突き上げる。
彼の両手とあたしの両手。
両指を絡めあって、あたしは彼の上でみだらに腰を動かす。

すごい、イイの、、。あっ、。

あっけなくあたしは声を上げてイク。
それでも、masayaは動きを止めない。
何度か騎乗位で果てて、あたしたちは体勢を入れ替えた。


彼のしたで組み敷かれて、あたしは目一杯彼を感じようとする。
激しく突かれながらも、もっともっとと、身体が要求している。
快感は底なしなのかもしれない。
身体の一番奥に達すると、少し痛いような、
それでいて、とても甘美な快感をあたしはいつも感じる事ができる。

ねぇ、すごいの。

そう囁いて、キスを交わす。
彼の溜息。もういきそうだとmasayaがあたしに告げた。


…ダメ…まだ、イカナイで。

貪欲なあたしは彼にそう伝える。
まだ、もっと。御願い。

バックからも激しく突かれる。
おかしくなりそう。
嫌だとかダメだとか否定する言葉ばかりが口から出て来る。
でも嫌じゃない、ダメじゃない。
どうして、女は感じるとイヤだとかダメだとか言ってしまうのだろう。

立ったまま、テーブルに手をついて、
後ろから貫かれる。当たる箇所がきっと違うんだろう。
いつもとは違う快感が、あたしを襲う。
立っていられなくなって、あたしは床に崩れ落ちるが
激しい動きは止まらなくて、もう一度masayaはあたしに終わると伝えた。


痙攣と快感。

何度セックスしても、いつもすごく感じさせてくれるのは
とても幸せなことだなとふと思う。

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明日、急に出張なんだよ。

そなのね。仕方ないね。


本当はオフ会があったので、masayaも一緒に参加する予定だったのに。
でも仕方がない。そういうところで、愚痴をいってもはじまらない。

明日の新幹線が早いから、もう帰らないと。

後、5分だけ。ね。御願い。


腕枕でmasayaの体温を感じられる時間がもう少し欲しかった。
モウ、スコシダケ。


そういいながら、いつしか抱き合ったまま眠ってしまった。
気付くと午前3時。
3時間も眠ってたね。

ねぇ、忙しいよね。来週も。

あい。わからんなぁ。

テキトーでいいです。お茶にでも誘ってくださひ。

あい。テキトーに誘うです。

大人しく待ってるから。ね。

あい。テキトーに、ね。

はい、テキトーで。



あたしとmasayaはふたりして、そう言って抱き合って
もう一度キスをして、笑った。






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