優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2002年03月26日(火) masaya

どうして、あたしは彼を選んだんだろう。

200通以上のメールから。あたしはmasayaを選んだ。

変なメールを書く子で
いつもテキトーで
それでいて、適切で
受け答えが楽しくて
あたしの我がままもサラっと受け流して
無理な約束はしなくて
好きだとかは全然言ってくれなくて
でもいつも優しく抱き締めてくれて
あたしはmasayaに癒されて
彼といるといつも笑顔でいられて
喧嘩も一度もしたことなくて
えらひえらひと褒められるととても嬉しくて
落ち込んでも凹んでもよしよしと背中を叩かれると立ち直って

そうして、あたしはmasayaと8ヶ月間を過ごした。


『不安になったらいつでも言っておくれ。
わかってあげたいけど、わからないこともあるから。』

そんな言葉に甘えて、たくさんの我がままや愚痴を言った。
それでもいつもmasayaは笑って、テキトーにかわして
あたしはいつも、
怒ったり拗ねたり凹んだ笑ったり
くるくると感情的で
それでもmasayaはいつも一定の感情で接してくれた。


年末からの3ヶ月。
masayaがこの地を離れる事が決まってからは不安定でどうしようもなく
ぐずぐずと泣いてばかりいたけれど
あたしにとって、この3ヶ月間は準備と覚悟をするために
必要な時間だったのかもしれない。


masayaが行ってしまって、
一晩経った今朝。
祈るような気持ちでメールを送った。


おはやう。



しばらくして、masayaからメールが届いた。



おはやう。



何度かメールを交わして
昨日までとなんのかわりもなく
masayaは下らない事ばかりを伝えて来て
夕方の電話も、いつもと同じはじまりで
まだ、すぐそこにいるみたいな気がした。



前の彼と別れた時、凹んでいたあたしにmasayaが言った。

「嫌いになる必要なんてないんじゃない?
好きなら好きでそれでいいだろう。」

離れたからといって、嫌いになる必要はなくて
相変わらずあたしはmasayaが好きで
相変わらずmasayaはテキトーに相手をしてくれて
相変わらずあたしは勝手に泣いて勝手に凹んで
そうして勝手に癒される。
そう、何も変わる事はないように見えた。

ただ、あたしが愛した=青い部屋=はもうどこにもない。



今度逢う時はどんなmasayaになっているんだろう。
『どーも』と笑って、相変わらずなのかもしれないなと
あたしはそう思って笑ってみた。


それは泣き笑いだったけど、
笑ってみると少しだけ元気になれたような気がした。



=End=








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