2004年に入ってから、まだ1度も彼に逢えない。
masayaが多忙なことはわかっている。 あたしも今年に入ってから、仕事面で忙しくなってきた。 それでなくても、あたしの仕事は土日に休みがなかなかとれない。
あたしは彼からのメールを待つ。 が多忙な彼からは滅多に来ない。
以前なら、悲観して泣きそうになっていたところだけど、ここのところ、自分自身が忙しくて、気付くと夜になっているということも多い。
思うように連絡が取れないのはもどかしい。
でもそんなことすら日々の業務に追われて忘れてしまいそうになる。
バレンタインの前日の今日。 ふと思い立ってmasayaにメールを送ってみた。 深夜まで働いてることも最近では珍しくない彼の事だから もちろん返事は期待しない。
メールを送ってそのままあたしはネットの世界で遊ぶ。 友人達とチャットをして、いろんなサイトを見てまわって、思いついて買い物に行く事にした。深夜0時過ぎ。
出かける用意をして、充電していた携帯手に取る。 確認すると、一件のメール着信。
「さて、豚丼でも食べにいってみようかねぇ。」
何それ?時刻はほんの15分ほど前だった。 あたしはくすっと笑ってレスを返す。まだ寝ていないはず。
「牛はもうないのね。買い物に行きます。」
きっと。 無視をしているわけではない。とあたしは思ってみる。
そう思うだけで少しだけシアワセな気分になる。
|