いつもそうだ。
逢った後はまったくメールが来なくなる。 忙しいんだろうけど。
でも、職場の人のメールに即レスする姿を見てしまったから。 あたしのメールにだけ、レスが来ないの? ちらっと読んで、パタっと携帯を閉じる姿を想像してしまう。
そんなに面倒なのかしら。
それが1週間程続くと、あたしが精神的に不安定になる。 masayaを責めるわけではないが、「どして?」と思うあたしがいる。
そんなにたくさんのことを彼に求めているつもりは、ない。 重荷だと感じられないように 負担だと感じられないように 最小限の優しさを下さいと思うのも、ダメなの?
こういう事を思っても、口には出せない。 もちろん、こういう思いを伝えたりもしない。
あたしはただ待つのみ。
それでも1週間を過ぎると、もう本当におかしくなりそうで。 話したい事もたくさんあるし 聞きたい事もたくさんあるし
何よりも声が聞きたいのが1番なんだけど。
「今日何時頃電話していいですか?」
精神的に崩れそうになったときは、そうメールを入れる。 レスが帰ってこなければ、あたしはもっと落ち込む事もわかっているのに 確率はそんなに高くもない。
暗い気持ちで、ウトウトとしていた時にメールが来た。
「あとでこっちからします。」
後でっていつ? 何時頃?
待つ事が普通の事になっている。 待つ身の淋しさとか辛さを 男の人はわかっているんだろうか?
今までもずっとずっとずっと待っていたような気がするけど…。
午後11時過ぎの着信音。
嬉しくて出たら、少し不機嫌な声。 それでも話してるうちに普通になった。
少しの間、話を聞いて貰う。 仕事のこと、普段のこと。その他色々。
的確な意見や、指示や、方向性や、そういうもの。 第3射的意見はたいへん参考になる。
しばらく話して、まだ夕飯も採っていないというので、電話を切った。
声聞くだけですこぉし落ち着くのはいつものことだ。 電話かけてくれてありがとう。
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