優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2005年02月25日(金) 久しぶり。No.1

昨年末から今年に入ってからも、彼からのメールは相変わらず少なかった。

あたしが送っても何も音沙汰がない事も多く、次第に送る回数も減ってくる。
忙しいということはたまに来る返事でわかっているのだけれど…。
こういう事が度重なると、精神状態が悪くなる。
これもいつものこと。

年明けに急にあたしの引っ越しが決まった。
バタバタと手続きや準備をしなければならない。
年末に買ったお誕生日のプレゼントも結局渡し損ねた。

一度宅急便で送ると言ったら、仕事でこちらに来る予定があると言われたから。

鬱々とした気分に嫌気がさす。

どうして?という疑問。前回逢った時もとても忙しそうだった。
メールが来ないのは、いつも忙しい時はそうだから、今回もそうだろうと自分でそう考えて納得させていた。

でも気になる。


気にはなるが、自分がやらなきゃいけない事がたくさんあって、それどころじゃない。今落ち込んでしまうと、きっとやらなければいけない事が出来なくなる。
すべては引っ越しが終わってから。そう思っていた。

とても多忙だったが、なんとか引っ越しも無事に終わった。

引っ越した事だけ、伝えておこう。
そう思って新住所と電話番号を入れてメールを送る。もちろん返事は期待していない。

数分後に、携帯が鳴る。

「え?嘘。」

思いがけず彼からの電話。慌てて出ると

「はぁい。こんばんわー。」

何?相変わらず?

「忙しいの?」

「ああ、忙しいよ。とても。」

今も出張帰りらしい。新居の位置が悪いのか、何度も電波が届かなくて、何度もかけ直して。1時間ほど話した。

「こちらこそ、ご無沙汰して申し訳ない。そちらへの遠征は予定していますが、未定だ。」

「来る時は新居に遊びに来てね。」


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関東から引っ越して来る友人が、うちに子連れで泊まっていた。
こちらでの物件を探すためだ。
狭い家だけど、寝る場所くらいは提供出来るだろうと、うちに泊まれば?と言っていたから、3泊4日の予定で来ていた。

1日目の夜に彼女と話していると、携帯にメールが来た。

「とりあえず、死ぬほど忙しいのは終わったよ。」

「お疲れ様。」

「今週末にはふらふらとそちらへ行ける程だ。」

「今週?来週?」

「来週だと死ぬよ。」


正直、逢いたいと思った。
今週を逃すと、また忙しい時期に突入するらしい。

他に泊まるとこ探すから。彼女にそう話す。
本当に悪いなと思う。3泊の予定で来ているのに…。
でも、彼もきっと一瞬の空いた時間を都合つけてくれているんだろうと思う。

「いいよ。このチャンス逃すと次わからないんでしょう?」

そう言って貰えて、ほっとした。



…3ヶ月ぶりだ。
年末のお休みも逢えなかった。
可能性は低かったが、一応あたしは動けるように休みを取っていたが、それも無駄になった。2月のあたしの連休もダメだった。

もう逢えないのかな…。そんな想いも頭の片隅にあった。


彼がこっちに来るのは、昨年の夏以来。
しかも引っ越したばかりの新居に来てくれる。
当日が休みだと伝えると

「では早めに行きます。」

でも、その後の連絡がない。前日もメールの一通すらない。
そして、彼女と忙しく過ごしつつ、当日を迎える。


「連絡あった?」

「んっと。…ない。」

本当に来てくれるのかしら?


当日朝、心配になって、「何時頃?」とメールを送った。

「予定では2時頃。」

良かった…本当に来てくれるつもりみたい。


久しぶりなので、少し照れくさい気もする。
あたしは普通に笑って逢えるんだろうか?


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~*Yuu
エンピツ