私の生き方
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2002年01月11日(金) 旅の記憶航海編3


すこし歩くと開けた場所があり、船から持ってきたグローブとボールで

早速キャッチボールをはじめた。

青く広がった空に白球が舞った。

よほど珍しい光景なのか、現地の人の輪が僕達を取り囲んだ。

そのなかにいた少年にグローブを差し出し、一緒にやろうと促したが、

恥ずかしがりながら父親のうしろに隠れた。

猛暑のなかで行ったので、30分ほどで皆クタクタになった。

丘の上にある店でコーラを飲み干した瞬間、皆の瞳は少年そのものだった。


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