おひさまの日記
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2003年06月04日(水) 人生は私達が思う以上にうまくデキてる

先日、当日キャンセルしたクライアントさんがいらした。
とても申し訳なさそうになさっていた。
でも、当の本人の私は全然気にしていなかったりする。
ドタキャンにかかわらず、あらゆるキャンセル、実は結構多い。
そうなってしまったみなさん、本当に気にしなくていいんですよ〜!

でも、申し訳なさのカケラもなく、
「キャンセルして当然」みたいな態度や、連絡なしの当日キャンセル、
ンなのは、こっちも『ブチッ』なんだよなぁ(ごくたまにいらっしゃるのよぅ(涙))。
あくまで礼節を持った上でのお話なのであります。

お子さんが突然熱を出す、
日にちを勘違いする、
寝坊する、
急な予定が入る、
こちらには言えないだろうけど、どうしても行きたくなくなる、
で、仕方なくキャンセル。

実は、これは必然的に起こっていることなのだ。
セッションを受ける時期、その詳細な日時までもが、
その方に必要な「その時」だからだ。

自分では「受けたい」と思って予約をしても、
『まだ受ける時期ではありませんよ』
『別の日の方がいいですよ』
という、上の方の(上ってどこさ!?)人達の(人なのか!?)はからいで、
キャンセルをしなければならないように状況が動いたりする。
次回の予約までの間に、ある出来事があり、
それを下地にとてもいいセッションができたりすることだってある。
それはキャンセルしたからこそ生まれる恩恵だったりする。

もしくは、もっと自分に合うセラピストが見つかったり。

また、自分では「受けたい」つもりでも、
深い意識の奥の方で『まだ受けたくないの、コワイの』と、
内面を覗き込むのに躊躇する自分の成せる技だったりもする。
「ああ、セッション受けたいのに、いつも都合が悪くなるわぁ!」
そんなふうに、現実的にセッションが受けられなくなってばかりいるのは、
こういう深い部分に存在する気付いていない自分がする「おいた」だったりもする。

それに、ドタキャンがあった日、
実は、私も体調を崩して死にそうだったり、
どうにこうにも避けられない予定が入ってしまっていたりすることがある。
あとは、ああ、今日はどうしても遊びに行きたいなぁ、と思ってたとか(爆)

キャンセルする側、キャンセルを受ける側、
双方がそれで万事オッケーってこと、すっごくあると思うんだよね。

だから、私はキャンセルが入ると「そういうこと」だと思って、
そそくさと、キャンセルのおかげで自分が得たもの、
それは、体を休める時間だったり、人と会う時間だったり、
何かをする時間だったり、ひたすらほげーっとする時間だったり、
それらを満喫する。

とにもかくにも、
人生は私達が思う以上にうまくデキてる。
そうなっちゃったことは、
そうなっちゃったことで生まれて来る「何か」があるから起こるのだ。
私達の意思を越えた大きな力が働いているのだ。
それはキャンセルのことだけでなく、すべてのことにおいて言える。

だから、何があってもデーンとしてましょ。
自分をかき乱す感情が湧いてきたら、ただとことん味わいながら。
その時自分に起こった出来事の意味や善し悪しなんて、後にならないとわからない。
なもんで、その時、その時、起こったことを、
眺めつつ、味わいつつ、時にそれに振り回されつつ、
ちょっと遠くで、そんな自分を冷静に見ているもうひとりの自分を持って、
展望を待ちましょ。
常に「どうしたらいいの?」という問いを投げかけなら。

人生にとっての素晴らしいものは、
いつも私達の理解や思考や想像を越えたところからやって来るんだから。


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