おひさまの日記
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2003年07月04日(金) オーバーフローする感情

今日、いきなりスイッチが入り、また私の感情が吹き出し始めた。
そのスイッチとは、
私が苦しくなる「それ」を思い出させるものを見たことだったんだけど、
その出来事はあくまで引き金でしかない。
もちろん、今「それ」に想いを馳せて苦しんでいる。
けれど、私の感情の根本は「それ」が原因ではないのだ。
そのことを理解しながら「それ」にメチャクチャ苦しんでる。

プライベートなことだから詳しく書かないので、なんか曖昧な文章だね。

つまりは、目の前の現象で辛くなっているけれど、
意識のもっと奥にある、その現象に引き金を引かれるような、
私が元々持っている痛みがあるということだ。

私達は、自分が元々持っている感情だけを、
何らかの出来事を引き金として再体験しているに過ぎないんだ。
目の前の出来事が辛いのに、意識の中で、
過去がオーバーラップしてくることってないだろうか?
それを認識して感じてみると、
私達は、意外に、自分の中のそういった普段は感じることのない、
遠い昔に封印した「悲鳴」に出会うことがある。

なんて、
「こんな時、何クソ冷静なこと言ってんだよ!?
 辛いんだよ、ギャーッ!!」
ってシャウトしてる自分もいるんだ、今、私の中に。

自分でも、おかしなくらい、冷静に、冷静に、辛い感情を味わっている。
深い海の底に沈んでいってしまいそうなほど苦しいのに、
そんな自分と、それを見ている自分を、なんとかセパレーションできてる。

この痛みの根源に出会いたいよ。
出会って見つめたいよ。

ここ少しの間に、ヒントはたくさん訪れた。
父が暴れだして私は生まれた家に帰れなくなった。
夫婦間の不和で突出した感情と、そこから見つけたキーワードがあった。
大切な人が私と疎遠にならざるを得ない状況が訪れた。

何かが、確実に、確実に、私に訪れている。
でも、それがなんなのかわからない。
どうすればいいのかもわからない。
でも、確実に私はそれに向かい合っているのだと思う。

私は、自分の体験そのものを、自分のセラピーにしたい。
だから、私の体験は、クライアントさんの体験になる。
私がほんのちょっぴり、先に行くだけなんだ。

自分が感じてきた痛みが、
クライアントさんと共感、共鳴できるものになり、
自分が越えてきた痛みが、
「大丈夫、あなたは必ずここから抜け出せますよ」という、
クライアントさんへの絶大な信頼になる。

逆に言うと、私は自分の歩いてきた道にあったものしか提供できない。
そして、同じものを持った人が必ず訪れてくれる。

私の中の何が叫んでいるの?
私の中の何が痛んでいるの?
オーバーフローする感情は、私をどこへ運んでいこうとしているの?
私はどうしたらいいの?

この日記を書いたら、セッションルームに入って少し自分を感じてみようと思う。
あの部屋は異空間だ。
私にとっての特別な場所だ。

メッセージを受け取ろう。
感じ切ってこなかった感情を感じてあげよう、私のために。
まだ気付いていないあの日の私のために泣いてあげるのもいいかな、と。


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