おひさまの日記
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2003年12月05日(金) コンプレックス

私は、小さい頃、父に、
「ブス」
「顔がまんまる」
と言われていた。

母にも、
「あの子はスラッとしてて、美人でいいねぇ、
 それなのにあんたは…」
と、遠回しにチクリ、チクリと言われていた。

「ブス」「みっともない」を、執拗に言われ続けた。
父なんて私を「犬のチンコロ」って言ったんだよ!
ひでー親だなぁ(笑)

なもんで、私は自分の容姿にコンプレックスを持っている。
持ってるがゆえに、今もキレイになるためのものに対して異常に執着する。
変身願望がものすごく強いのだ。
づらとかも大好きだ。
コスメもダイエットも補正下着も服も興味津々だ。

小さい頃の私は、
ぽっちゃりしてて、いや、でっぷりしてて、顔がまんまるで、
くせっけの頭はうねうねのぐりんぐりん、
お世辞にも可愛いとは言えないどんくさい女の子だった。
あだなは「フグ」。
クラスの男の子にもブスと言われた。
当時の写真を見て、自分でもブサイクだな、と思う(笑)
高校の卒業アルバムを見せると100%の確率で誰も私を探せない(爆)
体重も今よりあって、なんつーか別人。
いやぁ、本当に卒業アルバムは笑えるよ。
(見たい人は見せますよ!(笑))

顔が変わらないなら他をなんとかしようと、
丸井の赤いカードで必死に服を買ってた時もあった。
ダイエットもした。
髪型も化粧もあれこれと工夫した(そういうことが好きなんだけど)。
結果、なんとか人並みになったんだと思う。
20歳過ぎてから、人からブスと言われることがなくなった。
これは嬉しいことだった。
「ブス」のレッテルのない人生。

でも、呪文のように「ブス」が刷り込まれていたので、
やっぱりコンプレックスがあった。
だから、キレイな女の子を見ると、キレイというただそれだけで、
ものすごーく嫌いになることができた。
いじめちゃったりもした。

今は昔より自分が好きになった。
自分の心と向かい合うようになってからかもしれない。

アンナがある日言った。
「ママはおもしろくてかっこよくて可愛いね」
しかも、すっぴんで眉毛なくて、パジャマ着て、頭ぼさぼさな時に。
おせじにも素敵だとは言えない状態で、だ。
私、化粧取ると、結構、顔違うし。
でも、それが妙に嬉しかった。
くすくす笑ってしまった。

そして、月日の流れを感じた。
うまく言えないけど、自分を好きになれたかも、って思った。

コンプレックスの片鱗は今もある。
たとえ人に褒められても、
どっかで「嘘だ!おせじだ!」って思う自分がいる。
親のブスコールはそれだけ強烈だった。
世界最強の暗示みたいなモンだね(笑)
でも、ごつごつしながら褒め言葉を受け取れるようにもなってきた。
その受け取るという行為は、私の容姿が云々ではなく、
コンプレックスをバネに色々努力した分への自分へのご褒美かもしれない。

コンプレックスと一緒に、いい婆さんになりたいもんだ。
コンプレックスはバネにもなる。
そう、バネにしてるなぁ、って思えるようになってから、
自分が好きになったんだ。

目指せ、マドンナ!
目指せ、ゆみかおる!(の若さ)
目指せ、年下キラー!


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