おひさまの日記
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2003年12月23日(火) |
感情に支配されない唯一の道 |
私は、辛い時、悲しい時、 どうしようとか、どんなふうにして抜け出そうとか、 そういうことは考えない。 厳密に言うと、あまり考えないようにしている。
また、人には、 それを解決してほしいとか、理論立てて説明してほしいとか、 そういうことは思わない。 ただ共感してほしいという気持ちはあるけれど。
人は感情をなんとかしようとし過ぎる生き物なのかもしれない。 それが、自分の感情であれ、人の感情であれ。
自分の感情であれば、 それをなんとかしないと飲み込まれるのではないかと恐れたり、 それが永遠に続いて終わらないのではないかと怯えたり、 ネガティブな感情であればそれを持ってはいけないと感じたり。
人の感情であれば、 それをなんとかしないと自分が無力だと思ったり、 それを解決しないと事態の収拾がつかないと思ったり、 それに対処できないと相手から受け入れてもらえないように感じたり。
でも、それは違うと、私は思う。
感情を支配しようとしないことが、 感情に支配されない唯一の道なのではないかと思う。 それをなんとかしようとすること自体が、その感情への執着にもなる。
感情の支配への試みをやめる時、 それはただ単に私達を通り過ぎていくものになる。 一瞬にして通り過ぎるものもあれば、 生涯の長い時間をかけて通り過ぎるものもあるけれど、 それは、いつか必ず通り過ぎてゆく。
単純に言うと、 自分の中にある感情を安心して感じ切っていいのだ。 感じ切らないから、それは、後から後から、 感じてくれよ〜!と追いかけてくる。
感じない感情は、それを満たすために、 歪んだ形で自分や人をコントロールし始める。
感情を感じることは悪いことや恥ずかしいことや怖いことじゃない。 感じてほしくてでてきている感情は、 しっかり感じてあげればあげるほど暴走しなくなるのだ。 感じてくれてありがとう、って、やがて通り過ぎていくのだ
私達は人にやさしくしてほしい。 感情も私達にやさしくしてほしいのだ。
今日はトレカフェのクリスマスパーティだった。 常連さん達が集まり、とっても楽しい時間を過ごした。 料理がまた!すごいのなんの! ナオミちゃんは天才だわ。
帰りは、その足で7bitに行き、 ジムのイントラちかさんと、 マスターの野中さんの誕生日をちょこっとお祝いし、 深夜帰宅。
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