猫なんだから、イッサが猫かぶるのは当たり前、ではあるのだが。 わたしがいるときは実に「よい猫」になっている。 テーブルには足かけないし、流しにはのらないし・・・・ ところがだ、不在だとこれがしているんですな。 発覚したのは、テーブルの上にあった消しゴムがイッサのガラクタ遊び道具置き場にあったからだ。 ボタンだの、トイレットペーパーのしんだの、割りばし1本だの、洋服についていたクオリティのタグだのを彼は好む。 百円ショップで買ってきたおもちゃなんてあっという間に興味を失って一番彼が好んで遊んで長持ちしているのは、実家から持ってきたお米が入っていた厚手の透明ビニール袋だ。 飛びこんで、もぐりこみ、そこできょろきょろ何かを見ている。あるいは、そこに、わたしが飲んだ葛根湯の袋を持ちこんではみはみしている。 そうそう、この袋も彼が好むもので、わたしがのんでいると、目を輝かせてくれくれとやってくるのだ。 というわけで、消しゴムも彼はいたく気に入ったようで、わたしがいないとテーブルにのって、それを持っていく。 そしてじゃれているらしい。 いろいろなところに消しゴムが放置してある。 そのたびにしかっていたのだが、もうあきらめた。 しかっても、しかっても懲りないんだもん・・・おまけにこの頃はあまりにしかると、反抗的な目つきをするのだわ。 てなわけで、猫だもん、猫かぶるさね。 とあきらめた次第。 それにしても「猫をかぶる」は猫観察から生まれた慣用句であることが判明した。 昔の人はえらかった。
本日は雨。 雪が止まってやれやれ。
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