ウェブ日記
2006年12月12日(火) 今日のサラスポンダ等(笑)/たらこ
今日のサラスポンダ等(笑)

とりあえずメモ。 都内の図書館で調べ物ができれば良いのだが… いつ改編/削除されるか分からないウェブだけ見るのに参って来た。

人力検索はてなの 28番の投稿では 「何をサラスポンダ!」というギャグが紹介されていて、 「何ばすっとね! (九州弁)」よりインパクトが強くて吹き出しそうになった。

それはともかく、 サラスポンダの詞に悩まされた人は海外にもいる。 例えば Carol Parssinen氏(リンク先はグーグルキャッシュ)は サラスポンダはフランス語の歌ではないかと推測している。 「サラスポンダ」は「サラ、返事して(repondre)」 または「サラ、恋してる(ependre)」の意味で、 他に歌詞にはadorer (溺愛する)、assez (十分)、passe (終った)の単語が入っていて、 この歌は男が愛を告白して女がもう彼らの恋は終ったと宣言している歌ではないかと推測している。

ソース: Parssinen, C. (2001). Sarasponda. STUMPERS-L archives: July 2001 (#157). URL listserv.dom.edu/cgi-bin/wa.exe?A2=ind0107&L=stumpers-l&P=17025, inaccessible on-line on 12 Dec. 2006

フランス語詞を作るならこの内容が素敵と思う。

この歌がもしある個人か団体(特に日本人)作詞の単なるオノマトペだったとしても、 文法的にこの詞は成り立つので、 私は「言語解析」して人工語を作るつもり。

今日また「サラスポンダ」でぐぐったら、 10番目くらいにこのウェブ日記がヒットしてびっくり。

昨日書いた「アチャパチャノーチャ」でラップランド(サーミ)について触れたが、 私が知っている唯一のサーミの音楽は 9年前買ったCD、 マイク・オールドフィールドの「遥かなる地球の歌」 (Mike Oldfield: The songs of distant earth) の中のサンプリングだけである。 こんな曲だった(譜面が書けなくて済まない)。

B4----F#4C#5-B4
B4-F#4F#4-D#4F#4--
D#5----F#4
F#5--D#5--C#5--C#5-F#4D#5----F#4
D#5--C#5--B4--F#4--D#4--B3--
F#4--B4--F#4--------
(始めに戻る)

(註)

  • 原曲はロ長調で大体3/4拍子
  • 音名は4分音符の3連符1個の長さも表す
  • 「-」は直前の音を3連符1個分伸ばす
  • 速度はモデラートくらい?

清清しい曲で 全然アチャパチャノーチャと曲の感じが違う… アチャパチャに近い曲は… NHK人形劇「プリンプリン物語」に登場した オサラムームー国国歌(爆)。

歌詞 をざっと見た限りでは、 もしこの詞が全くの擬態語なら、 幾らでも人工語がこの詞から作れそうな気がする。 その場合「エヴェッサ」と「デヴェッサ」を対の文句にするんだろうな。

あとクイカイマニマニは英語由来と考えられていることが多い。
ソース: サっチャンの歌って怖いそうですが・・、208番、 URL http://yasai.2ch.net/uwasa/kako/964/964272371.html
このソースによれば、2001年1月以前にある朝のワイドショーのテレビ番組でこの歌が紹介されたという。 歌詞は

Quick I many many many many dusky Quick I go. Quick I come.

で、以降の「オニコディモ〜オチャリヤリウンパ」は オー、ニコディモ、オー、チャリヤリとの2人の呼びかけで、 ウンパは心臓の鼓動を表すという。 例えこの詞が英語ではなくピジン英語でも文になっていないような…

真偽は別として、 英語以外の言語としてもそれほど歌詞に内容がそれほどあるとは思えないので 今後は調べない予定。

たらこ

別件で辞書(山田忠雄他(篇) (2005) 新明解国語辞典、第6版、小型版、東京:三省堂) を引いていて、 たまたま「たらこ」の項を見たら、

「一腹がサイドカーのように並んでおり」

と書かれているのを見てびっくり。 二腹のどちらに動力があるのだろう…


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