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2002年07月05日(金) |
魂消る。 ●鬼が来た!(チアン・ウェン監督) |
新宿武蔵野館に、「鬼がきた!」を見にいく。今日が最終日だったので、見逃すものかと駆けつけたら、文化村のプロデューサーW氏やら、毎日新聞の記者T氏と一緒になる。
脚本、監督、主演の3役を兼ねたチアン・ウェンの才能とか気迫、また映画そのものに、魂消る。
「アンダーグラウンド」に匹敵する、バランス感覚。人間洞察の深さ。そして鮮やかな演出の数々。
中国侵略時の日本を一方的に責めるものではなく、人間を描くため戦争を描くための舞台設定だと重々分かってはいても、一日本人としては胸の痛むシーンが多い。
新宿の雑踏を抜けながら、W氏と「すごいもの見ちゃったなあ」と二人それぞれに映画を反芻した。
ずどーんと重くなった気持ちを転換するために(?)伊勢丹へ買い物に。バーゲンで賑わう中、わざわざバーゲンじゃないワンピースに大枚を使い、帰宅。
恋人のリクエストで、今夜はヒレカツ。たくさんのキャベツを添えて。料理の楽しみは、旅公演に出るので、今夜が最後。
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