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| 2003年05月12日(月) |
一気に開けた初日。●フリップ村のとてもしつこいガッパーども(レイン・スミス) |
●コンサートの初日が開く。 やっつけ仕事と呼ぶものの、少ない持ち時間で開くというのは、プロが集まっているからこそできること。わたしの仕事は、少ない持ち時間をどう活用するかを背負った、進行、いわば仕切りというやつ。やってほしいことをはっきり提示していけば動く現場なので、実に気持ちよく仕事ができた。
●昨日はタフなリハーサルのあと、「明日は朝早いんだけど……」と思いつつも、恋人と深夜の食事。流れて行きつけのバーへ。 わたしは快調に飲んでいたが、疲れのたまった彼は、眠って1時間ほどした午前5時頃、わたしのベッドで突然の体調不良を訴える。体をさすってあげたりして、なんとかまた眠ったものの、気になって早起きして、出かけるぎりぎりまで彼の介抱。辛さや痛さを、全部わたしがもらってあげたいような気持ち。 わたしも今日は眠りが足りていない。仕事をしている間は好調だったのだが、家に帰り着いたとたん、ぐったり。これをアップしたら、今夜は早く眠ってしまおう。
●昨日読み終えた絵本は、ガッパーという奇妙な生き物と、デキルという名の(原語はなんとcapable。すごいネーミングだ。青山南という翻訳者はそんなに好きではなかったのだが、この「デキル」という訳はいけている。)女の子の物語。 物語はほかにも探せる内容だが、とにかくとにかくレイン・スミス氏の絵がすばらしい。痛みやら悲しみが、本を開けると、ふわーっと漂いあふれて、見るものをくるみこみ、切なくさせてしまうような絵。
今夜は、最近お気に入りのいしいしんじの新作を持ってベッドへ。 頭の中では、コンサートで歌われるナンバーがまだリプレイされ続けている。
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