Journal
INDEXbacknext


2003年05月26日(月) 作業終了。整った部屋。美しい生活。

●こういうことはダラダラやってはいけないのだと自分に言い聞かせて、一日、一心不乱に資料整理の続きをする。紙との壮絶な闘い。
 頑張った甲斐あって、ゴミ袋3袋分の紙が要らぬものと判明。すっきりさっぱりしたところで、新しい収納道具を買いに出かける。10年分が大きなクリアケース4個におさまり、これまた整理されて空きがたっぷりできた押入に直行。これでいつ何時「あ、あの時のあの資料が……」なんて思っても、さくさくっと出てくる。なんて素晴らしい! 実に実に素敵!
「だったら毎回終わるたびに整理すればいいのに」という心の声が聞こえてこないでもないが、逆に、「これであと10年整理できなくってもなんとかなるか……」なーんて囁きの方が魅力的に聞こえたりして。

●さあ、これでようやく仕事をする体勢が整った。自分の先の足場になる勉強を、地道に始めよう。
 でも今日は頑張ったご褒美に、お風呂でのんびり本でも読もう。ゆったりゆったりした心持ちで。

●毎日、自分で作って食べる食事が、とっても美味しい。
 わたしの回りには、workaholicが多い。仕事をし続けていないと自分を持て余してしまうのだ。或いは、働き続けることで得られるものに多分の愛情とこだわりを持っているか。
 わたしは駄目。休まないと駄目。貧乏になったって休む時には休む。
 当たり前な、人並みな暮らしをしていないと忘れてしまうことがたくさんあるし、なんたって、自分で食事を作る時間があったり、ゆっくりコーヒーを淹れる余裕があったり、好きなだけ本を読んだり映画が見れたり、気になることがあったらとことん調べ物に打ち込めたり、そういうことって、本当に本当に、美しい時間なんだもの。
 同じ生きるなら、いろんな種類のいろんな喜び、いろんな美しさを、享受したい。うん。間違ってないよね。

●A氏の、「明日にでも結婚したい」という果敢な攻撃は続き、恋人は相変わらず忙殺されて、夜中に「明日○時に起こして!」という短い電話をかけてくるだけ。
 夕刻、東北で地震があった時には、うちのアパートもずいぶん揺れて、たかだか震度3くらいで震え上がっていた。結婚するのも悪くないか……と、そんな時に、とっても短絡的に、思ってしまったりするわたしがいる。


MailHomePageBook ReviewEtceteraAnother Ultramarine