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2003年06月13日(金) 引き続き、ダメなわたし。

●自分がだらしないと、どうも日誌というのは書きづらくなる。それでも、とりあえずこうして某か書き留めようとするのは、年頭、永井荷風の「断腸亭日乗」にぐっときた名残。
 いくら自分にお膳立てしても、始まらない時は始まらない。こういう時は、ダメな自分を甘んじて引き受け、小さなコップに水を注いで注いで。でも、注ぎきれれのは、表面張力のところまで。あふれ出すときの一滴は、いつも外から、自分の意志とは関係なくやってくる。

●東京を離れてしまった、信頼するプロデューサーから電話がかかってくる。いつ遊びにくる? と。そうだな、出ないときは何も出ない。深い緑に囲まれに、行ってみようかなと、思ったりする。でも、どうもわたしは、時間に対して貧乏性で、「この時間を使って何か……」とすぐに思いがち。詰め込みすぎる。そのせいで、ギャラの派生する仕事は何もしていないというのに、心身共に疲れ気味。

●もう朝。今日は梅雨の晴れ間のよう。このまま寝ないで、海にでも足をのばそうかとも思う。さて、この何も為せない現実の中、貧乏性のわたしがそんなこと出来るかしら?


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