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| 2003年06月20日(金) |
猛反対から「了解!」へ。 |
●ようやく自分の気持ちも落ち着いて、日誌に結婚の話題ばかり書き付けることもなくなるかと思っていたら、わたしの認識は常に甘く、問題はまだいろいろと山積みなのだった。
母に電話して、A氏と結婚することに決めたと報告。すると、先日は「A氏にしときなさい」なんて言ってくれた母が、何やら芳しくない声を出している。受話器の向こうには、いきり立っている父の声が……。
父の言い分。 「自分の親の面倒も見れないのに、他人の親の面倒みるのか!」 「なんでわざわざ子持ちのとこなんだ。本当の親にはなれないんだぞ」 「どこの馬の骨とも分からんのに、すぐに返事できるか!」
……切り出し方がまずかったなあ、と思う気持ちと、「おいおい、20歳かそこらで嫁にいくって言ってるわけじゃないんだから」と面食らう気持ちと。
●A氏に、うちの両親こんな反応だったよ、と報告。「そりゃあ当たり前だろ」というお答え。「分かってもらえるまで、俺は何度でも出向くから」という力強い保証つき。 明日、両家への報告についてちゃんと話そうと約束して、早めにベッドへ。すると、母からまた電話が。第2ラウンドが始まっちゃうのかしらと危ぶみながら出てみたら。
●いきなり「了解!……了解、了解! パパと話したんや。OK。」との声。母は長らくは語らない。
「あんたが幸せやったら、それでええということになったわ。そやけど、息子さんのことだけはちゃんと責任持ちよ。それが出来るんやったら、あんたが決めたことなんやから。結婚しい。」
まだA氏に会ってもいないというのに、まったくなんて両親だろう。二人は電話を切ってから、いったい夫婦でどんな話し合いをしたんだろう。
「Aさんによろしゅう言うといて。心配せんでもええって。そしたらお休み」 そう言って、母は電話を切った。
A氏に再び報告電話をすると、「いいご両親だなあ」という感謝の声。「君が素敵だから、育てたご両親が素敵なのは分かってたことだけど」とお褒めのことば。
●結婚することで、世界が広がるのを楽しみにしている。わたしには息子が出来、新しい親が出来、A氏もうちの両親を新しい両親とする。もちろん、どんな問題がでてくるかは今の段階では分からないが、そういうことを、楽しみだと思える幸せ。
A氏は、今日、息子に、好きな人ができたから結婚したいと、報告するのだそうだ。小学校3年生の息子の反応は如何に? そして、はじめて顔をあわせる時、いったいどんなドラマが展開するのか?
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