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| 2003年07月16日(水) |
久々の仕事漬け。●チェーホフ 短篇と手紙(山田稔編) |
●明日だと思いこんでいた打ち合わせが、今日だと気づいたのが、午前1時。のんびり進めていた資料作りの仕事を急ピッチで進めて、ようやく眠れたのが、午前11時。1時間半の仮眠をとって、バタバタと打ち合わせへ。仕事場につけばとっても元気。休んでいるとやっぱり強いなあ。 とは言うものの。 制作会社を出たら、眠気と空腹に襲われる。帰宅して先ず空腹を満たしたら、眠気倍増。ここで寝たらまずいと頑張ってみるも、簡単に負けを喫する。 21時から23時まで仮眠。
昨日から仕事ばっかりしていたので、長い夜を使ってまた読書。みすず書房の、チェーホフ短篇と手紙。どれもかつて読んだものだが、アンソロジーというのは、編者が選んだ作品を選んだ順番で読むことに意味がある。 これは地味ながら、とても幅のあるチョイス。頑張ってる名作ばかりでなく、静けさと落ち着きのあるアンソロジー。手紙も、選ばれがちなクニッペルへのものをひとつも入れず、兄への手紙を選ぶところなど、なかなかニクイ。これで「黒衣の僧」が入っていたら完璧なのだけれど。
読書をちょっと休憩してA氏の明日のお弁当の下ごしらえをしたり。 お休み復権の夜。
A氏の求婚を受けた麗らかな日に、風に香りを思う様ただよわせていた青梅は、すっかり美味しい梅干しにしあがった。半分は梅雨明けしたら干して赤味をつけ、半分はフルーティーな緑のままいただく。細かく刻んでごはんに混ぜ込み、おにぎりにすると、とても美味。 美しい思い出とは裏腹に、A氏はベッドでけたたましい鼾をたてている。疲れているんだなあ。しかしまあ、どんなに疲れていても、わたしのことばっかり気に懸けてくれる。なんというか、奇特な人だ。 でも、ちょっと隣で眠る勇気はないな。今日は、このまま本に埋もれてソファーで眠ろうっと。
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