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| 2003年08月23日(土) |
12年前に見た映画。 |
●ちょっとした雑事をすませただけで、ただただ、疲れを癒す休日。
●昨夜は、体調を心配して恋人が我が家を訪れた。しばし共に過ごす。彼は今朝、仕事で海外に飛んだ。3週間は会えない。 この夏に起こったことすべての帳尻をどこかで合わせていかなければならないと知ってはいる。 両親は、A氏と結婚しなければ勘当だと言う。諦めてでも、結婚してほしいと言う。でもそれは……。 今は仕事に忙しいことを理由に、黙って暮らしている。A氏にも1週間連絡を取っていない。でも、大人はごまかせても、GOのことを考えると、何があっても、正直になれねばならないと感じてしまう。
●テレビでやっていた「ゴースト・ニューヨークの幻」を見る。 20代の終わりに、新宿の映画館で、当時一緒に暮らしていたボーイフレンドと共に見た。別れた今でも、深い愛情を持っている人だ。 確か、お互いに仕事のない日で、先ずは「シェルタリング・スカイ」を見たのだった。で、わたしがその内容にあまりに辛くなってしまい、見終わっても苦しくて涙が止まらない様子を見て、彼が続けて「ゴースト」を見ようと誘ってくれた。彼はニューヨークですでにこの映画を見ていて、「これを見たら、違う涙が流れて、気分が楽になるはず」だと思ったらしい。 「ゴースト」を見ている間、ずっと、自分の隣に彼がいることを感じ続けていた。それだけで生きてることを喜べる映画だった。 映画の後は、シェルタリング・スカイのサントラを買い、ホテルの喫茶室でお茶を飲み、映画の話をし、一緒に家に帰った。 その後、彼と心がすれ違うようになった時、わたしはシェルタリング・スカイのサントラを一人でよく聴いた。 2年後、彼と別れることになるまで、本当によく聴いた。
40歳過ぎにして、純愛映画にまた泣く。 それにしても、映画を見るという行為は、どうしてこれほど記憶に残るのか。たとえ内容を忘れても、どんな時にどんな場所で見たか、わたしは克明に覚えている。 しばし、かつてのボーイフレンドのことを考える。 そして、そろそろ飛行機を降りる頃であろう恋人のことを考える。 どうしようもない愛情がある。
●洗濯物があっという間に乾いていく。 今年はじめて「ああ、これが夏だ」と思い出させてくれる1日だった。
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