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2004年01月05日(月) |
今、享受できること。 |
●新年早々、くたくたになっている。たった2日で。次の休みは7日後。慣れない早起きに神経を尖らせ、起きるときはボヨボヨしているのに、1時間半の通勤ラッシュを耐えて仕事場にたどり着くと、「ああ、ここがわたしを待っていた」と、驚くほどしゃっきりとしてしまう。そして家に帰り着くと、またまた使い古しの雑巾みたいにぐったり。 でも。1日12時間ずつ働いたって、それでなお休みがなくたって、過労死するようなタイプじゃない、ありがたいことに。しんどくっても、今は仕事をしているとき、最も生きてる感じがするから。
●日誌に、なんとなく気分でお天気マークをつけるようになったが、実のところ、朝の通勤時と帰宅の夜の空しか、わたしは知らない。そこら辺は、ちょっと淋しいところ。だから、休みのときに感動するのは、天頂に太陽があるのを感じられたりとか、でっかく黄色い満月が低い空で輝いているのを見たりするとか。 若い、仕事のない頃は、いつも朝まで書いていたり、読んでいたりして、満月が沈み太陽が昇る瞬間を見に散歩に出かけたり、月の昇る時間にきまぐれに海に行って、水平線から昇りくるのを楽しんだりしたものだ。今ではそんな自由な時間、夢のような話。 一度にたくさんの楽しみは、なかなか享受できないものだ。だから、まあ、今できることは、今楽しんでおかなきゃなあ。……それが今は仕事ってことか。
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