サミー前田 ●心の窓に灯火を●

2004年02月22日(日) aburadako

新宿ロフトにてMOST主催のイベントがありました。
最初のバンド「あぶらだこ」を見るのはなんと結成当初以来だから21年ぶりくらいか。 パンクというジャンルで語られるバンドなので、暴れたい観客も多かったようだが、変拍子を中心とした独特で奇怪なサウンドにほとんどの聴衆が呆気にとられて凝視するだけであった。

遠藤みちろう、頭脳警察のトシらによる「ノータリンズ」は、ジャックスの「マリアンヌ」をやってたのがよかった。

トリの「MOST」は1月にも観たのだが(その時は山本精一が不在だった)、
やはり「日本のオリジナル・パンク=PHEW」の面目躍如というべきか、すばらしいステージであった。アーント・サリーが好きだった人には堪らない「パンクバンド」なのである。25年前、短命に終わったアーント・サリーは見る事が出来なかったけれど、強烈な存在感はすぐに伝説になった。PHEWは日本のパティ・スミスである、と言う人もいるが、それじゃあ日本のニコは誰なんだろう?(浅川マキか?)



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