Nintje!日記...Nintje!

 

 

Dr乾の診察室・その3 - 2002年10月30日(水)

<マツヒヨ>
アニプリでの乾海「河原でプロポーズ」放映記念!
トミーとのリレー小説です。

以下の小説は多分にエロを含んでおりますので15禁とさせていただきます。
おかあさんに見られて怒られちゃっても知らないゾ☆
履歴はちゃんと消去しようネ!

その3の担当は、マツヒヨです。↓↓↓覚悟の決まったひとはGO!
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ふらつく体を乾に支えられたまま、なんとか立ち上がった。
「おいで。診察台がついたての奥にあるから」
優しげな声。だがこんな状況の原因をつくったのは乾だ。腹立たしくて薫は唇を噛み
締めた。
乾にほとんど抱きしめられているような格好で、薫は奥の診察台に横たえられた。
窓から差し込んでくる夕日が赤く斜めに薫を照らす。
「外が気になる?」
にっこり、乾が微笑む。
「見られてる、って意識するほうがスリリングでいいと思うよ」
「見られて、困ること……する気なの、か…?」
平然と表情を崩さない乾に、恐る恐るたずねる。息があがって、思うように話せな
い。
「いや、見られて困るのはきみのほうだよ、薫」
診察台に横たわったものの乾の意図がわからずに薫は困惑した。
「先週、あの薬を飲んだんだろう?そのあと、どうなった?今みたいに体が火照って
きただろう?それからなにをしたんだい?そのときと同じようにやってみてごらん。
見ていてあげるから」
乾には見透かされてる。
だからといって今ココでやるわけにはいかない。
「どうしたんだい?早く楽になりたいんだろう?」
「……出て、いけ…っ!」
「おや、俺が出ていってしまったら観察できないだろう?
新薬の効果を見極めないといけないんだ。きみは大事な被検体だからね」
なにを言い出すんだ、このヤブ医者は…。被検体?
うずく体をもてあましても腰のあたりをもぞもぞと動かした。
薫が理解できないことを言い出す乾を見上げる。
「そう、きみは新薬の被検体だ。当然、協力してくれれば報酬もそれなりにだそう。
なあに、心配することはない。命にかかわる薬じゃないのはきみの体がよく知っている
ことだろう?」
乾のその言いぐさがあまりに薫のプライドを逆撫でして、思わず起き上がった。
正面の壁に鏡があり、薫は自分の顔を見る羽目になった。体の中心から湧き上がる疼
きに耐え、乾の言葉に挑発された自分の顔。赤く染まって見えるのは夕日のせいばか
りではない。
「やらないのか?強情だな」
わずかに苛立ったような声で、言うと乾は診察台に手をついて、薫のズボンの布越
しから疼く中心を揉みしだいた。
「…よせっ…あっ」
乾の手を、つかんで止めた。
「やめていいのか?もう、限界まで来ているんだろう?」
子供を諭すように乾が言った。
思わずその手が動くまま任せていしまいたい衝動と理性が薫の中でせめぎあってい
た。


...




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