Nintje!日記...Nintje!

 

 

Dr乾の診察室・その4 - 2002年10月31日(木)

<マツヒヨ>
アニプリでの乾海「河原でプロポーズ」放映記念!
トミーとのリレー小説です。

以下の小説は多分にエロを含んでおりますので15禁とさせていただきます。
おかあさんに見られて怒られちゃっても知らないゾ☆
履歴はちゃんと消去しようネ!

その4の担当は、トミーです。↓↓↓覚悟の決まったひとはGO!
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「やっ・・・あ・・・」
僅かに残った理性が、乾の手を押しのけようと必死で抗う。
屈辱的なその行為に怒りを感じながらも、もうひとりの自分はその先への行為に期待していた。
布越しの、届きそうで届かない快感のせいで、薫の目に涙が溜まる。
「も・・・もう・・・あっ!」
優しく揉みしだいていた乾の手が、薫のそれをかたどるように輪郭をなぞる。
「もう・・・なんだい?」
意地悪く乾が聞き返す。
「くっ・・・」
悔しさと、羞恥と。そして僅かに芽生えた期待感で、頭の中が混乱する。
薫はきつく唇をかみ締めると、瞼を閉じ顔を背けた。
「いい表情だ・・・・ぞくぞくするよ」
そう言うと、乾は薫の耳元に唇を寄せ、煽るように囁いた。
「・・・で、どうして欲しい?」
「んっ・・・!」
ビクっと薫の体が跳ね上がる。
その反応に、乾の理性が弾けた。
噛み付くように口付け、熱い舌で薫の口内を弄る。
「んん・・・・う・・・・ふ・・・・」
苦しそうな薫の声。
そんな事はお構いなしに、歯列をなぞり、薫の舌を掬い取るように絡め、吸う。
どちらのものとも分からない唾液が薫の口端から流れ落ちた。
口を塞がれ、息のあがってきた薫は弱々しく乾の胸叩く。
ゆっくりと唇を開放した乾は、赤く染まり恍惚とした表情の薫を見て、また喉を鳴らす。
「ほら・・・どうして欲しいのか、言わないと分からないよ」
「誰が・・・・て、めぇなん・・・・か・・に・・・」
肩で息をしながら、それでも薫は反抗する。
熱に犯された瞳は、言葉とは裏腹に妖しく潤み、乾の目には淫猥に映った。
「強情だね。まぁそんなところが被検体にぴったりだから君を選んだんだし・・・それに」
言いながら、乾は薫に覆い被さるように密着していた体を離し、すっと起き上がる。
「・・・!?」
乾は聞き取れるか取れないかぐらいの小声でそっと呟く。
「・・・俺の好みだしね」
「・・・?な、今・・・なん・・・て・・・?」
「・・・・いや、その方がより良いデータが取れるって言ったんだよ」
「てってめぇ・・・・っ!」
「さて、じっくりと観察させていただこうか。被検体君?」
無表情のままそう言うと、徐に薫のズボンのベルトを外し、ファスナーを下ろす。
もう、抗う気力も残されていない薫は、唇をきゅっと結んだまま顔を背けていた。
「キツイよね。まずは少し楽になろう。」
薫の顔を上から覗き込むように見つめ、右手をズボンの中に入れる。
「ああっ・・・!」
直に体の中心を掴まれ、薫の背中が仰け反る。
乾はその熱く張り詰めた中心を外に引っ張り出した。
既に濡れた先端が、窓から差し込む夕日に照らされて、光っている。
「体はこんなに正直なのにね」
表情を変えず、乾は薫自身の先端を指先で軽く引っ掻く。
「ひっ・・・あ・・・」
ビクビクと薫の体が震える。
今にも達してしまいそうなほど張り詰めたそれを無視し、今度はTシャツをたくし上げた。
淡いピンク色に色づいた胸の飾りが、ツンと上を向いて、その存在を主張している。
無言のまま、乾はその胸の飾りを指先で軽く押し、摘み上げた。
「っっ・・・・・・!!」
「どう?感じてる?」
わかってるくせに。飄々と聞いてくる乾が憎い。
既に限界を超えている薫は、欲望に負けていく自分に悔し涙を流した。
「う・・・っ」
微かに漏れる嗚咽。
なんで、こんなヤツに、こんな所で、こんな目に遭っているのか。
そもそも、自分は何の為にここにきたのだろうか。
初診を受けた時から、この男の自分を見る目が違う事に気付いていた。
例え、もらった薬がおかしなものでも、病院を変えればいい事で。
この男に会わずに済む方法はいくらでもあったはず。

なのに何故・・・
自分はここにいる?

「分かっていたんだろう?」
乾の言葉に、涙で濡れた瞳が大きく開かれる。
薫の心の中を見透かしたような言葉に、一瞬息が止まった。
「ここに再び来れば、どうなるか」
乾は大きく暖かな手で薫の頬を包み込み、親指で涙を拭った。
「それって、俺に少なからず興味を持ってくれた・・・って理解していいのかな?」
ドキッとした。
俺が、コイツに・・・?
ただでさえ赤く染まった顔が、無意識のうちに赤みを増してくる。
恐る恐る乾の顔に視線を戻すと、先程とは想像もつかないような優しい顔つきを
していた。
「ごめん。もう意地悪はしないよ」
薫の瞳を見つめたまま、乾は露わにされた薫自身を、右手で優しく扱く。
「あッ・・・・!」
左手で薫の髪をなで、涙で腫れた瞼にキスを落とす。
「今、楽にしてあげるよ。だから・・・・」
言葉途中で、乾は深く口付けた。

「薫の全てを見せて」

虚ろな瞳のまま、薫はゆっくりと頷いた。



...




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