五行日記
ガム

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■ 事実の油。

昨日からの不安が躰の節々を錆び付かせ、

ブリキの玩具みたいにぎこちない挙動。

イヤな予感に限って当たる気がするのは何故だ?

事実の油を持っているなら早く僕に差してくれ。

「心」を手に入れた木こりもこんな思いをしたんだろうか?

2004年09月30日(木)

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■ 妄想電流。

ひとつ、ふたつ、みっつ…。

繋がらないはずのいくつかの出来事が無意識で繋がる。

途端不安の糸を伝って妄想電流が流れだす。

躰の芯が痺れ、頭蓋の中で何度も繰り返される同じ言葉。

「もしかして…。」「いや、まさか…。」

2004年09月29日(水)

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■ 過去軽油未来。

どこからともなく漂ってくる、あの懐かしい臭い。

決して好きになれなかった、あの煤くさい臭い。

朝一で嗅いだ炭化水素油の臭いが、一日中僕に付き纏う。

後半年。後半年したらその臭いのする現場に戻れるかな。

少なくとも今よりは、やる気を持ってできるだろう。

2004年09月28日(火)

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■ 迷信高速脳。

なんだかすっかり頭が固くなってしまった。

発想が凝り固まってるというか融通が利かないというか。

もっと柔軟な考えができたはずなのに。

酢でも飲もうかな?

いや、そんなんじゃダメか…。

2004年09月27日(月)

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■ 「数字<素材」至上主義で行こう。

オリンピックではあれほど感動を「与え」たがっていた民放が

面白いことにパラリンピックには見向きもしない。

ただ意味もなく派手な演出で感動を薄れさせ

結局は選手の人気と成績におんぶにだっこ。

もっと素材の味を引き出す感じで頼むよ。

2004年09月26日(日)

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■ 流れ弾ける太陽の粒。

夕日を背にして彼女が走ってくる。

なびく髪がオレンジ色を吸い込んで

彼女はまるでもう一つの太陽のように輝く。

すれ違う彼女からは太陽の粒。

思わず見ず知らずの彼女を振り返った。

2004年09月25日(土)

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■ センチメンタル段ボール。

荷物を段ボールに詰め、新しい部屋に運び出す。

2年半生活してきた部屋は次第に生活感を失っていく。

新しい部屋にもまだ、その匂いはない。

段ボールの積まれた部屋の真ん中でこれからを想うと

なんだかセンチメンタルになったりするのです。

2004年09月24日(金)

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■ 1/4の純情な感情。

もうそんな扱いには慣れっこだけど

それを知ったとたんに白い目で見るのはどうかと思うよ。

あれもこれもと理由を後付けされて「やっぱりね」って。

それを知る前まで普通だったじゃない。何なんだよ全く。

B型だって切ないんだよ。たまにはね。

2004年09月23日(木)

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■ カフェオレの底。

昨日からの大雨で河川の増水が著しい。

カフェオレ色の濁流がまた僕を不安にさせる。

覗き込んでも見えない川底はまるで

鬱ぎ込んでる人の心みたいで

訳も分からず無力感を感じたりするのです。

2004年09月22日(水)

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■ 右腕への負荷、気持ちを軽く。

久しぶりの成分献血。

血になるものを、と有志で焼き肉を食べに。

当然ながら食べるだけで済むはずもなく

飲んだあげくにボウリング。

こんな僕の血で良ければいつでもどうぞ。

2004年09月21日(火)

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■ 秋を迎えて何かが落ちた。

新しい土地に住み始めてまだ1年未満。

そこでの夏から秋への変わり目は初めての体験。

そのせいもあってか彼女は風邪をひいてしまったようだ。

頑張りすぎて長引かせたりしないかが心配だけど

実はまだ彼女のことはよく分かってない。

2004年09月20日(月)

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■ やぶへび注意報。

稲刈りシーズンが始まった。

例年ならとっくに来ているはずの

実家からの応援要請が今年はまだない。

多分兄貴がやる気を出したんだろう。

とりあえずこっちからは連絡しないでおくか。

2004年09月19日(日)

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■ 現役続行宣言。

快音を響かせて白球が飛んでいく。

今季最終戦にして今季一会心の当たり。

打球を目で追いながら走る、走る、走る。

送球に追いつかれないよう走る、走る。

今季1号ランニングホームラン。

2004年09月18日(土)

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■ 答えはくれずに日が暮れる。

悩みがあるなら秋の空に相談するといい。

気が晴れないときには模範となる晴れ空を見せてくれるし

午後の太陽は目線まで降りてきて話を聞いてくれる。

冷たい雨は頭を冷やしてくれるし

うろこ雲は気持ちの落ち着け方を示してる。

2004年09月17日(金)

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■ 負け犬相乗効果。

劣等感が人一倍強いため

劣等感の強さについてはそれを感じたことが無く

今日も誰かと自分を比べては

自虐的な皮肉をひとつつぶやいてみたり。

そのつぶやきに共感されてみたり。

2004年09月16日(木)

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■ 胸一杯です。ごちそうさま。

朝飯は食べない。

一日の初め、僕の空っぽの胃袋に飛び込んでくるのは、

バイキング形式、色とりどりのストレス。

食べたくもないそいつらを、朝から無理矢理詰め込まれ、

胃もムカムカ。気持ちもムカムカ。

2004年09月15日(水)

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■ 掃き溜めのツル。

まるで掃き溜めのような場所だ。

いるだけで気分が悪くなるし具合が悪くなる。

こんな場所で鶴を探すなんて無茶な話。

探し回れば探し回るほど僕を邪魔する奴らの蔓が

しつこく絡まって身動きがとれなくなるだけ。

2004年09月14日(火)

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■ 黒黒黒黒黒青赤赤と目で追って。

のどの渇きで目が覚めた。二日酔いでもないのに。

まだ歯磨き粉の残る口にスポーツドリンクを流し込むと

『不味さ』を感じて脳も目を覚ます。

しわの寄った眉間の先には今月のカレンダー。

この週を乗り切れば3連休。

2004年09月13日(月)

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■ 机上の提言。

スト反対。合併はやむなし。ただし球団の削減反対。

むしろ球団を増やし、東北、四国等にも球団を置くべし。

ドラフト制度を見直し、自由獲得枠と栄養費を撤廃すべし。

プレーオフは継続し、消化試合を少なくすべし。

選手は五輪で見せた全力プレーを毎試合見せるべし。

2004年09月12日(日)

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■ ふたつの塔。

黙祷

映画より迫力も臨場感もなく

ただテレビ画面に映し出されるふたつの塔。

青空に立ち上る黒い煙が僕の鼻にも届いたような錯覚。

あのとき嗅いだ嫌な匂いが今もまだ鼻の奥に残ってる。

2004年09月11日(土)

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■ 苛立ちの種。

通路いっぱいに広がって歩くホワイトカラー。

ちんたらちんたら旗振ってるブルーカラー。

障害者用の駐車スペースに停める体だけの健常者。

全く話の通じない顔は蛙、耳は馬の上司。

あんた等が蒔いた種でストレスは豊作。収穫に大忙し。

2004年09月10日(金)

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■ ランダム50。

パソコンからMDや携帯に音楽を落とす。

偏りがちな選曲を防止するためにランダムに50曲。

約4500曲の中から選ばれるそれらの曲はタイトルや

アーティストを確認しなきゃわからないものがほとんどで。

改めて偏っていた選曲と、気付けなかった名曲を思い知る。

2004年09月09日(木)

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■ 9月のサービス。

台風が通り過ぎた今朝もいつもどおり新聞が届いてた。

いつもと違うのはビニールの袋にくるまれていること。

雨に濡れないようにというサービスだろう。

でもそれ以上のサービスは購読していない新聞が届くこと。

試読紙の配達が多いアパートだよ、ホントに。

2004年09月08日(水)

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■ 9月の戯言。

「言葉を選ばないで言わせてもらえば」なんて言うときは、

大抵の場合、あえて「ひどい言葉」を選んで話してる。

揉め事を起こす気はないけど、なにしろ性分なもんで。

いつも生意気言ってすいません。僕なりの照れ隠しです。

なーんてね。

2004年09月07日(火)

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■ 9月の灯。

この時期になると頻繁に耳にするマジックと言う言葉。

点灯したり消滅したり段々と減っていったり。

贔屓のチームのマジックが減っていくのは嬉しいけど、

まやかしのマジックでプロ野球が消されてしまいそうだ。

頭を冷やせ。灯を消すな。

2004年09月06日(月)

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■ 9月の天災。

空から海から地底から、奴らは来る。

風や雨や波や揺れを引き連れて、

何度も何度もやってくる。

何もそれは画面の向こうだけの出来事じゃない。

その光景を心に刻め。

2004年09月05日(日)

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■ 9月の雪の夢。

アパートを出ると、粉雪が降ってた。

まだ半袖の僕は、早すぎる初雪にほんの少し驚いた。

露出した腕に、舞い降りては消えていく粉雪。

驚きが少しで済んだのは、直ぐに夢だと気付いたから。

夢じゃなきゃあり得ない、冷たくない雪と微笑まない君。

2004年09月04日(土)

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■ 9月の後継者。

枝豆とビールと塩ラーメン。

最近この店で締める僕でも彼には追いつけない。

彼ほど飲めないし、彼ほどユーモアはない。

彼ほど自信はないし、彼ほど真っ直ぐじゃない。

代行を呼ぶ声を尻目に僕は歩いて帰る。

2004年09月03日(金)

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■ 9月の空と月。

すすきの花が咲いている。吹く風はすっかり秋の匂い。

近く感じる月は語る。

何もかもがうまくいかない僕に追い打ちをかけるように。

『今夜の僕は僕じゃないから、本音は隠したままだよ。』

それでも月は微笑む。僕に隠し事をしたまま。

2004年09月02日(木)

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■ 9月の下り坂。

新しく買った携帯が不良品だった。

本体交換でダウンロードした着メロ等が台無しに。

アパートも雨漏りしてる。

まぁどうせあと1ヶ月。

なんかこう、ついてないな。

2004年09月01日(水)
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