Opportunity knocks
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今日は朝から天気が良くて気持ち良かった。
やっと炬燵を片付けて(おそい)ベランダでミントとバジルの種を植えたり、買い物いったり本読みしたり。
佐伯一麦「散歩歳時記」 ちょうど最近のわたしの(超個人的な)心情を表すかのような文章。 辛夷の花にシンパシーを感じたり、めひかりに郷愁を感じたり。 停滞はしているけれどよどんではいない、そんな雰囲気。 読みながらすごく落ちついた気持ちになれた。
ストレスってあんまり感じない方でしょ、とよく言われる。 けっこう人並みに感じる方だと思うのだけど。 でも人が通常平均的にどのくらいストレスというものを感じているのかよくわからないので、もしかしたら人並み以下のストレスしか感じていないのかもしれない。よくわからない。
あー嫌だなとか、逃げたいなとか、消えてなくなりたいとか、そう思うときも時たまあるけれど、何かたべてよく眠ればたいがい忘れてしまう。 何か良いこと(素敵な洋服が買えた、誰かにほめられた、天気が良くて洗濯物が短時間で乾いた、化粧がうまくできた、おいしいものをたべた、好きなひとと一緒にいられた、などなど)があればずっと幸せだし、何か嫌なことがあっても、またきっと良いことあるよっておもえるし。 たぶん、そういうことの繰り返しなんだとおもう。
ほんとは今日はいろいろあって少し落ちこんでたんだけど、こうやって書いてたらなんか気分が良くなった。
明日はきっと良いことがあるよ、きっと。
最近自転車で走っていたり、そこらへんを歩いていたりするといろんな匂いがする。 今は躑躅の匂い。小手毬の匂い。若い葉っぱの匂い。湿った海の匂い。 四月の今の匂いだなあと、深く深く深呼吸。 来月になればまた違った匂いがするんだろう。 そんなささいなことに感動したりしている今日この頃。
「NO COUNTRY FOR OLD MEN 」観た。
あえて誤解をおそれずにいうなら、コーエン兄弟の映画の中の殺人シーンを見るたびに、なにかしら人間の行動のおかしみみたいなものを感じる。非常に残酷で暴力的なのだけど、それ以上に、なんでこんなにも人間は滑稽で可笑しくて愚かなのだろうかと。
ハビエル・バルデムの顔は映画を見た後もしつこくつきまとって、今にも酸素ボンベを手にふらりと現れそうだった。
明日の休みはなにしようかなと思っていたら、天気予報が非情にも明日は終日雨といっていた。映画でも観ようか。
光市の母子殺害事件の差し戻し審の判決の日。 前回高裁で出された無期懲役ではなく、今回極刑の判決が下される。 でも、それでもまだ裁判が終わったわけではなく最高裁での上告でまたどんな判断がされるかはわからない。
ただ、死刑判決が出たことで、被告人である元少年が少しでも自分の犯罪について真剣に省みることができるようになるのかもしれないとはおもう。 無期懲役でいつかは出られると思うのと、自分の生が否応なく合法的に奪われるのとでは、当たり前だけど気持ちのもちようが違う。
誰かに向けてではなく、自分自身の中に心からの謝罪の気持ちがなければ、被害者の方を含めて誰も救われない。 そのような境地に被告人がたどり着く事を願うばかり。
ひきつづき良いお天気。 今年最高の気温(26度)だそう。
そろそろ炬燵をしまわないと、という気持ちにやっとなってきた。
快晴。とても良い天気。 ほんとうはシーツを洗ったりカーテンを洗ったりしたかったのだけど、太陽の当たらない室内で終日お勉強。疲れた。
土曜日。 仕事が終わってから髪を切りにいく。 思いきって肩に掛からないくらいざっくり切り、 たかったのだけど、短くしないで!と連れ合いが懇願するので、 ちょっと毛先を切った程度にしてもらった。
髪を切られると、というか頭をさわられると途端に眠くなる。 メガネをはずしているので視界も不明瞭。何度も寝そうになった。 しゃきしゃきという音がすごく遠くにきこえた。
金曜日。 ひきつづき雨降りの1日。 空が暗いので何もする気にならない。 ので、読書。 「孤宿の人」を読み終わって(すごくよかった) 今はバリー・ユアグローの「たちの悪い話」を熟読中。 この人って小説界の中ではかなりのアウトローなんじゃないかな。 ひとりの人間としてもかなりアウトローっぽい。 150ページくらいの中に43話くらいあって、すごくテンポ良く読める。 ブラックでシュールでやさぐれてて下らなくて、おなかを抱えて笑うってほどでもないけど、 ふふふんって口の端っこが緩んでしまうようなユーモアがあって、何というか、おもしろい、です。
木曜日。 電車に乗って買い物。 オレンジ色(ちょっとベージュっぽい)のショールとトレーニング用のシャツ(デサント)を買う。 買い物中に友達から電話。 仕事が忙しいみたいできこえてくる声がちょっと疲れていた。心配。
どんよりした雨降りの1日。
水曜日。また化粧品を買ってしまう。
お金の使いみちの中で化粧品なんてものは遥か下の方に位置していたんだけどなあ。 美容店員の言葉にあっさり負けてしまった。
火曜日。あたたかい。 桜が散ってはなみずきが咲き出すと、もう早春も終わりという気がする。 今日は菜の花とベーコンをオリーブオイルで炒めたものを作ってたべた。 おいしかった。
月曜日。終日筋肉痛になやむ。
1日朝から晩まであるスポーツの試合で忙殺。 夜10時に家に帰って念入りにストレッチしたのだけど、早くも筋肉痛の兆候。 明日はたぶん立ったり座ったり、階段上ったり降りたりが難儀なことだろう。 これだけ体を動かしているのになぜ毎回筋肉痛というものが起こるのだろうか。 まだまだ動かしたりないということなのだろうか。それとも、すでにもう運動に耐えうる筋肉ではないということだろうか。
新学年がはじまって連れ合いはかなり忙しいらしい。 口を開けば仕事の愚痴がでてくる。 自分勝手でわがままな反面、なにかと人から頼りにされる、頼りにされたい性分なので、何かと仕事を背負い込むことが多い。でも自分勝手でわがままなのは変わりないので自然とストレスがたまる。
人をほめて育てる、ということを連れ合いはもっと覚えた方がいいとおもう。 見てると、まず先に悪いところばかりに目につくタイプ。悪いところを指摘した方が効率が良くなると思ってるふしがあるけれど、頭の柔らかい子どもならいざ知らず、大人を指示する立場ともなればそうそううまくはいかないのじゃないかとおもう。 北風のようにびゅーびゅー風をふきつけても、旅人はマントを脱いではくれないのだ。 太陽のようにおおらかに寛容になれと言ってるわけではないけれど、仕事を円滑にするためにはそれ相応の知恵というものが必要なんだとおもう。
映画「靖国」の上映中止の件といい、中国のチベット弾圧に対する大規模なデモ抗議といい、なんかおかしいよ、と思う。
映画は映画だし、オリンピックはオリンピックじゃないのかな。 わたしはごくごく普通に自分が観たいと思う映画を観たいし、最高のスポーツをする人たちの競う姿をみたいだけなんだけどな。なんでそれじゃいけないんだろ。
映画を一生懸命作ったり必死に競技に取り組んでいる人達のことを、これ以上無視しないでほしいなあとほんとうにおもう。
2008年04月10日(木) |
on a windy day |
風が強くていやになる。 髪はばさばさになるし、自転車こいでも進まないし。
今日は仕事帰りに図書館にいって本をかりてきた。
宮部みゆき「孤宿の人」上下 ケリー・リンク「マジック・フォー・ビギナーズ」 佐伯一麦「散歩歳時記」 バリー・ユアグロー「たちの悪い話」
自転車に乗って片手に買い物袋をさげて自転車かごに本を積んで、 文字通りよろよろしながら帰る。
そして今、「孤宿の人」を熟読中。 無心に文字を追う幸せ、久しぶりなような気がした。
今日は子宮の日、らしい。4月9日、し、きゅー。うーむ…(わかる人にはわかるだじゃれ) 検診にいかなきゃなーと、思いながら二の足を踏んでいる。 でもなー検診って大切だし、一応何もなければ安心するわけだし。
とりあえず、誕生日までにはなんとかしよう、とゆるく決意。
老人医療及び小児医療の改正と、保険点数の改正で、今仕事がとても忙しい。 といっても夜遅くまでとか何時間も残業があったりするわけではないのだけど。 それでも診療時間のあいだはトイレに行く時間もないくらい忙しく、ためいきをつく暇すらない。 朝仕事をはじめてふと時計をみるともうお昼過ぎというのが4月からずっと続いている。ためいき。
早く週末にならないかな、とそればかり。
強い雨風の1日。崩れるどころの天気じゃなかった。
ここ3ヶ月ほどずっと毎日自転車で通勤しているせいか、風の向きだとか光の入り方とか、そんな小さな変化が気になる。 ずっと北西からの風だったのが、今日は南東の風だった。生温かかった。
明日は晴れる、らしい。
朝起きて適当に家事をすませて読書。
お昼、味噌煮込みうどんをつくってコドモとたべる。
午後から連れ合いの実家にいき、義母の頼まれ事(物置の片付け)に没頭。
買い物をして帰って夕ご飯の支度。 じゃこの大根卸しあえ、茄子の素揚げ煮、里芋と油揚げの煮物、ホタルイカとわけぎのぬた、鶏腿肉の照り焼き、サラダ。
ご飯の片付けをしたあと連れ合いとウォーキング。所々に咲いている桜を眺めながら7kくらい歩く。
帰ってから、もらいものの泡盛を氷で割って飲みながらサラリーマンNEOをみる。
読書の続きをしながら就寝。
そんな1日。
来週から5月の終わりまで日曜日はほとんど予定が入っていて(今やっているスポーツの大会や審判勉強会、買い物、日帰り温泉など)慌しくなりそうなので、今日はのんびり過ごせて良かった。
明日からお天気が崩れる模様。それでも春って良いです。
天気が良いので衣替えなど。
しかし、相変わらずのモノトーン趣味。
長嶋有「パラレル」「ジャージの二人」を読む。 はじめに「猛スピードで母は」を読んだとき、なんだかこそばゆかった。 親子関係の描写なのかな。リアルに濃い感じがなんともいえず。
今日読んだ本もそんな感じなんだけど、前読んだときほど拒否反応はでなかった。 なんでかな、としばらく逡巡。 昔ほど人と人との関係性について繊細さがなくなってきたからか。 繊細さがなくなってきたからこそ、客観的な目線で読めたのかもしれない。
あー、思ったより悪くないと思ったけれど、やっぱり気持ちが平坦なまま読み終えた。 これは小説のせいなのか、自分の精神的な問題なのか。
今更だけど、ヒース・レジャーが亡くなったのを今日知った。 はじめてみたのは「チョコレート」 最後にみたのは「ブロークバック・マウンテン」だったと思う。 演じ分けるのが上手い人だな、と見るたびに思った。
そうか、もう次の映画はないんだな。 特に熱心なファンというわけではなかったけど、やっぱり出ていれば自然に注目してしまう俳優だったとおもう。 もっといろんな役を演じるのをみたかった。
嫌がるコドモをひっぱって連れ合いと3人で夜桜見物にいく。 一昨年にも行った岡崎城公園。 平日だというのに人がいっぱいいた。
桜は綺麗だったけど、やっぱり見た後さみしくなる。 なんらかのトラウマが無意識下にあるに違いないとおもう。
名物の花見団子を買ってかえった。
近いうちに消します…。
重症の更新スランプ、というか文章を考えることにアレルギー反応が起きている今日この頃。 これから来年まで、月に400字詰原稿用紙50枚近く文章を書かねばならぬというのに(というかそういうプレッシャーが余計にアレルギーを悪化させてるという)
これを打開するためには、アレルギだろうがなんだろうが文章を書くことしかない、と決意。
なので、毎日(たとえ1行だけであろうとも、、毎日1行だけであろうとも、、)更新することにしました。
いつも読みにきてくれるほんとうに数少ない皆様。
たぶんしょうもないことばかり書くと思いますが、見捨てずに、時々はのぞいてやってください。どうぞよろしくお願いします。
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