私はこうして背中が痛くなるほど 毎日前かがみになって 外にも出ず 画面に向かっているけれど 心はいつも 何か違う 遠い国に居た
そこは赤い砂漠だったり 空と海の堺であったり 銀河の岸辺だったりするのだけれど
この頃は いつも君のことを考えている もっと現実的な世界で。 君がチョコレートを売っているその店までいったことだってある。 大きな自動扉を通り抜け 照れくさそうに目があって それから手をつないで どこかに逃げてしまうとか。
それから君の居た大学に行って 同じ講義も受けてきた。 小さな君と公園で遊んでいたりね。 もっと未来にも行ったことがあるよ。
そして気がついたら 仕事が終わっていたりしてね。 毎日とても楽しいよ。 君のお陰で。 | |
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