日々の戯言置き場。
**ユリ**



 木馬・・・ディサポインティッドだよ。

今日はチャナッカレから30分くらいで
トロイへ向かいます。
ギリシャの詩人ホメロスの「イーリアス」に
描かれているトロイ戦争に登場する
トロイの木馬を見に行きました。
なんか、もっと立派なものかと思ったけど
凄いしょぼくてがっかり・・・
とりあえず窓から顔を出してみましたが
何かいまいち。
新しく作り直した奴だから仕方ないのかな。
そしてトロイの遺跡はシュリーマンが掘りすぎたとかで
あまり原形をとどめていない。プンプン
教科書とかでトロイの遺跡を発掘したシュリーマンの
名前を知った時は凄い人だと思ったけど
掘りすぎて今に到るなんてしょーもない。

そうそう、ガイドのイルハンのほかに同行している
トルコ人は、運転手さんと、もう一人アシスタントの
男の子がいる。彼は結構うちらと年が近い感じ。
16くらいかなと思ったら20だった。結構いってる。
名前はフィガロというらしい。
でも、ポン子(私の相方)いわく「ベン・アレクセイって顔」
というわけでベンと命名。
トルコ語で自分をさす言葉がベンなんだ。
ちょうどいいね。

トロイの木馬の後はベルガモン遺跡へ。
ベルガモンはヘレニズム時代のベルガモン王朝の
首都なのです。
アクロポリスとか、アスクレピオンがみられます。
野良猫が多い〜〜みんな子猫でやせこけてる。
旅行者に食べ物をねだって寄ってきます。
何も持っていないのよ、ごめんね。
アスクレピオンって昔の診療所なんだけど
お金持ちの人が見てもらえたんだって。
それに、精神病の人が多かったらしい。
音楽とか水の音とか、泥風呂とか、聖水とか
そういうもので心が癒されて元気になっていったそうだ。

ベルガモン遺跡は結構広くてみんなぐったりしてた。
お土産屋さんでうろうろしているうちに
お土産やさんの人と仲良くなる。
イリアスって名前らしい。ホントかなー
その人のお店で特に何も買うことなかったけど
「記念撮影しよう」とかいって写真をとったり
お土産を貰ったりした。

ホテルへ向かう間、バスにのりながら
たくさんのトルコの人と目が合った。
彼らは目が会うと手を振ってくれる。
みずやりをしている人も。
警察の人も。
まるで私たちのバスは
選挙カーのようである。





2003年09月26日(金)
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